慢性広範痛症、慢性局所痛症は世界の常識

 慢性広範痛症(chronic widespread pain: CWP)と慢性局所痛症(chronic regional pan: CRP)は世界では常識ですが、日本ではほとんど知られていません。腰痛症や肩こりから、CRP、ついでCWPを経由して線維筋痛症になります。この間は通常10-20年かかります。線維筋痛症の概念がやっと日本に取り入れられたばかりです。CRPやCWPの概念はほとんど知られていません。実はCRPとCWPの日本語訳は存在しません。日本語の医学用語集には掲載されていません。私が個人的に慢性広範痛症、慢性局所痛症と翻訳して使用しているに過ぎません。また、日本語の医学論文や医学書で慢性広範痛症、慢性局所痛症という用語を用いている者は私が知る限り私のみです。
 日本では知られていないCRPやCWPですが、世界では常識です。正確に言えば、線維筋痛症の業界では常識です。線維筋痛症の有病率は約2%、線維筋痛症を含むCWPの有病率は約10%、CRPの有病率はCWPのそれの1-2倍です。つまり、線維筋痛症のグレーゾーンの有病率は少なくとも20%です。この途方もない有病率を持つ疾患がごっそり日本医学から抜けていたのです。
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by fibromyalgia11 | 2011-06-17 23:52 | FMの雑感
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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