無効な薬は中止しましょう

 「線維筋痛症にはノイロトロピンが有効」や「線維筋痛症にはリリカが有効」とどこかで聞きつけて線維筋痛症やそのグレーゾーンにノイロトロピンやリリカが処方されることがあります。薬物治療の順番をどうするかという問題はありますが、それは特に問題はありません。問題はそれらが無効な場合です。無効なノイロトロピンが1年以上投与されることは珍しくありません。ノイロトロピンは線維筋痛症に有効なのですが、最長でも2か月経過して痛みが変化しなければ無効とみなして中止すべきです。整形外科領域では「訳のわからない痛みにはノイロトロピン」という言い伝えがあります。「訳のわからない痛み」とは今日でいう線維筋痛症あるいはそのグレーゾーンであろうと思います。その言い伝えは正しいのですが、ノイロトロピンといえども無効な場合には1年以上使用することは望ましくありません。
 リリカも同様です。無効なら必ず上限量の600mgまで漸増し、上限量を1-2週間使用して無効なら中止すべきです。
 自分の手におえないのであれば、専門家に紹介すればよいと思います。もっとも、線維筋痛症の治療は簡単です。拙書「線維筋痛症がわかる本」(主婦の友社)を読めば3時間で専門家になれます。
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by fibromyalgia11 | 2011-06-20 19:27 | FMの薬物治療総論
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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