日本の麻酔科医・ペインクリニック医の2/3は心因性疼痛が存在すると信じている

日本の麻酔科医・ペインクリニック医の2/3は心因性疼痛が存在すると信じている
 日本ペインクリニック学会第44回大会
 2010.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

【目的】日本の麻酔科医・ペインクリニック医のうち心因性疼痛単独が存在すると考えている者の割合を調べた。【方法】日本ペインクリニック学会第44回大会の一般演題の演題番号の下2桁が6で割れる数字の演者36人に心因性疼痛単独が存在すると考えているかどうかを尋ねた。【結果】記載不備のため1人の回答はわからなかった。35人中、心因性疼痛単独があると信じている者は23人(65.7%)、ないと信じている者は10人(28.6%)、どちらかわからない者は2人(5.7%)であった。【考察】心因性疼痛単独の存在の有無により神経障害性疼痛の意味合いが異なる。疼痛の原因の観点から疼痛は侵害受容性疼痛、神経因性疼痛(または神経障害性疼痛)、心因性疼痛の三つに分類されていた。日本語の教科書の多くにその由の記述がなされている。しかし、疼痛の原因の観点から疼痛は侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛の二つ、あるいは侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、両疼痛の合併の三つに分類されると考える医師が徐々に増えている。英語論文ではpsychogenic painという用語はほとんど用いられなくなった。心因性疼痛単独の存在の有無は世界医学と日本医学の差の1つである。
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by fibromyalgia11 | 2011-07-23 21:47 | FMの雑感
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