日本ペインクリニック学会とWorld Congress on Painにおける線維筋痛症、慢性広範痛症、CRPSの演題数の比較

日本ペインクリニック学会第45回大会
2010.7.21-23 松山市

抄録

日本ペインクリニック学会とWorld Congress on Painにおける線維筋痛症、慢性広範痛症、CRPSの演題数の比較


Comparison of the number of subjects of fibromyalgia, chronic widespread pain, and complex regional pain syndrome between 43rd and 44th Japanese Association for the Study of Pain and 12th and 13th World Congress on Pain

【目的】日本と世界の学会における線維筋痛症(FM)、慢性広範痛症(CWP)の普及度を調べた。【方法】日本ペインクリニック学会43、44回大会(国内学会)と12th 、13th World Congress on Pain(国際学会)の一般演題におけるFM、CWP、複合性局所疼痛症候群(CRPS)の演題数を比較した。両学会の一般演題の演題名にFM、CWP、CRPS又は反射性交感神経性ジストロフィー(reflex sympathetic dystrophy)が入っている演題数を調べた。【結果】国内学会の一般演題620演題中、FMの演題は7題(1.1%)(3題が演者の演題)、CWPの演題が2題(0.3%)(2題はFMの演題と同一でありすべて演者の演題)、CRPSの演題が30題(4.8%)であった。国際学会の一般演題3309演題中、FMの演題は114題(3.4%)、CWPの演題が9題(0.3%)(2題はFMの演題と同一)、CRPSの演題が68題(2.1%)であった。【考察】FMやCWPはcentral sensitivity syndrome(中枢性過敏症候群)の典型であり、FMの有病率は約2%、FMを含むCWPの有病率は約10%と推測されている。世界におけるFMやCWPの重要性と日本での現状は両学会におけるCRPSとFM、CWPの演題数の差に反映されている。
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by fibromyalgia11 | 2011-08-04 19:08 | FMの雑感
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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