韓国の線維筋痛症、慢性広範痛症の有病率

CWPは3か月以上身体5か所の痛み持続。FMSは1990年のACR基準。1,077 人を3群に分ける。no chronic pain (NCP), chronic regional pain (CRP), およびCWP。 CRPはCWPではない慢性痛。一時点のCWPの有病率は 6.5% (95% confidence interval (CI) 0.2-12.8)、一時点のACR基準によるFMSの有病率は1.7% (95% CI 0.0-4.9) 、臨床判断では2.3% (95% CI 0.0-6.1). NCP, CRP,および CWPの人口統計学データを調べた. NCPと比べると,他の変数で補正するとCWPは有意に女性と相関 (odds ratio 4.2; 95% CI 1.4-12.4, P=0.009). 単変量解析を行うと、NCPと比べると, CWPは有意に教育レベルが低く(P=0.018), 専門的な職業には就きにくく(P=0.014), アルコール摂取の機会が少なく (P=0.014) 、現在の喫煙者の割合が少ない(P=0.003). 韓国の病院に基づいた研究では, CWP患者は多く、NCPとは異なる人口統計学データや生活習慣である.

Rheumatol Int. 2011 Nov 6. [Epub ahead of print]
Prevalence of chronic widespread pain and fibromyalgia syndrome: a Korean hospital-based study.Kim C, Kim H, Kim J.

 病院職員を対象にした研究です。一般住民より病院職員は線維筋痛症や慢性広範痛症の有病率はやや低いと思います。慢性広範痛症(chronic wideapread pain)やchronic regional pain (CRP)はごくありふれた用語ですが日本では、ほとんど使用されていません。私の論文が引用されています。
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by fibromyalgia11 | 2011-11-09 22:58 | FMの疫学
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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