線維筋痛症患者にはモンスターペイシェントが多い

 患者さんの中には非常識な言動をする人がいます。モンスターペイシェント(怪物患者)といいます。具体例はここでは述べません。大変残念なことですが、線維筋痛症患者の中にはモンスターペイシェントの割合が多いのです。私は複合性局所疼痛症候群CRPSの患者もたくさん診察しています。具体的なデータはありませんが、モンスターペイシェントの割合はCRPSよりも線維筋痛症の方が大きいと感じています。モンスターペイシェントにはそれなりの対応をしています。できないことはできないと拒否しています。迷惑行為に対しては「迷惑なのでやめてください。」と明言しています。
 精神疾患の中には様々なトラブルを引き起こしやすい精神疾患があります。線維筋痛症は精神疾患を合併しやすいのです。そのため、トラブルを起こす疾患は線維筋痛症なのか、性疾患なのか厳密には区別できません。線維筋痛症は、今まさに認知されつつある疾患です。そのため、トラブルがあった場合には、線維筋痛症が目立ちやすいのです。特に、精神科以外で線維筋痛症を治療している場合には、「線維筋痛症患者がトラブルを起こした。」と見なされてしまいます。「トラブルを起こした原因は精神疾患であって、線維筋痛症ではない。」という言い訳は通用しません。病院職員に迷惑をかけた場合、私が職員にそのような言い訳をすることはできません。迷惑をかけられた職員に謝るしかありません。万が一、職員が退職するような事態になれば、線維筋痛症の診療を中止するか辞職せざるをえない可能性があります。線維筋痛症患者に不利な発言をする私をインターネット上で「モンスター」と判断する線維筋痛症患者がいるようです。
 線維筋痛症の治療を行う医療機関が増えにくい原因の一つはンスターペイシェントであろうと推測しています。
 線維筋痛症の診療を行う場合にはある程度のトラブルを覚悟する必要があります。トラブルを起こした患者がいた場合、迷惑行為を叱責することはあっても、線維筋痛症の治療そのものを中止されないことを願っています。
[PR]

by fibromyalgia11 | 2011-12-03 16:20 | FMの雑感
line

世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
line