抗うつ薬による心臓性胸痛の治療の系統的総説

非心臓性胸痛Noncardiac chest pain (NCCP)は一般人口の25%が罹患する。NCCPは胃食道逆流性疾患gastro-oesophageal reflux disease (GERD)-関連 NCCP(抗逆流治療が主な治療),とnon-GERD-related NCCP(抗うつ薬が使用される)に分類される。non-GERD-related NCCPの治療における抗うつ薬使用の証拠の系統的総説。方法:無作為振り分け、偽薬対照の研究。結果:NCCP に対して抗うつ薬を使用した6つの無作為振り分け、偽薬対照の研究が見つかった。薬はSSRI[paroxetine (n=2), sertraline (n=1)], TCA[impramine (n=1)], SNRI[venlafaxine (n=1)] およびtriazolopyridine [trazodone (n=1)].胸部痛が減少する割合は以下の薬で有意であるvenlafaxine (50% vs. 10%; P<0.001), sertraline (63% vs. 15%; P=0.02) およびimipramine (52% vs. 1%; P=0.03).胸部痛の症状の改善は抑うつ点数の改善とは独立。 venlafaxine, sertraline, paroxetineおよび trazodoneを使用した患者では臨床的に有意に改善した。大部分では統計学的に有意ではないあるいは有意差が報告されていないが、対照群と比べると治療群では副作用を報告した患者の割合は比較的高かった。それにもかかわらず、対照群では研究中止の理由の原因の29%が副作用であるが、抗うつ薬を使用した患者では研究中止の原因の53%が副作用であった。

Systematic review: the treatment of noncardiac chest pain with antidepressants.
Nguyen TM, Eslick GD.
Aliment Pharmacol Ther. 2012 Jan 13. doi: 10.1111/j.1365-2036.2011.04978.x. [Epub ahead of print]
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by fibromyalgia11 | 2012-01-14 23:43 | 抗うつ薬
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