CRPS-2患者の末梢神経のプロテオーム解析

札幌医大、整形外科。傷害された末梢神経の切断されたサンプルを3人の CRPS-2患者から得た。外傷や神経障害性疼痛の既往のない新鮮な死体から得た腓腹神経を対照とした。プロテオーム解析によると、CRPSと対照の神経に現れたたんぱく質の数と機能的分配は同様。 興味深いことに、メタロチオネイン(金属結合性タンパク質)はCRPS-2の傷害された神経にはないが、対照群には容易に見つけることができる。ウエスタンブロット法によりCRPS-2の神経にはメタロチオネインはなく、CRPS患者5人中5人と有痛性神経腫患者2人中 2人で傷害された神経内のメタロチオネイン発現がないことを免疫組織化学は裏付けた。新鮮死体からの5つの腓腹神経を含むすべての対照の神経と手術的に切除した腫瘍から得た41の神経にはメタロチオネインが発現した。さらに、Schwann細胞の標識としてのS100の発現と軸索の標識としてのneurofilament MはCRPS-2患者と対照で同程度。メタロチオネインは外傷や中枢神経が障害された後の続発性の変性の防御を多分巻き込んでいる亜鉛結合のたんぱく質である。CRPS-2患者の傷害された末梢神経にこれがないことは傷害された末梢神経内に痛みを引き起こすことに病因的役割があることを示唆する。

Metallothionein deficiency in the injured peripheral nerves of complex regional pain syndrome as revealed by proteomics.
Oki G, Wada T, Iba K, Aiki H, Sasaki K, Imai SI, Sohma H, Matsumoto K, Yamaguchi M, Fujimiya M, Yamashita T, Kokai Y.
Pain. 2012 Jan 14. [Epub ahead of print]

 基礎系の論文であり、よくわかりません。途中からCRPS患者の人数が変更になったり、神経腫が途中からでたり、この要約のみではよくわかりません。
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by fibromyalgia11 | 2012-01-19 22:22 | 複合性局所疼痛症候群
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