なぜ同一人物の診断が身体表現性障害と線維筋痛症に分かれるのか

 現時点では同一人物あるいは同一の症状を身体表現性障害(身体化障害、疼痛性障害)と診断する医師と、線維筋痛症あるいはそのグレーゾーンである慢性広範痛症、慢性局所痛症と診断する医師がいます。前者は主に精神科医です。後者は主にリウマチ医や慢性痛を専門にする医師です。
 なぜこのようなことが起こるのでしょうか。身体表現性障害(身体化障害、疼痛性障害)とは精神科の業界、具体的にはアメリカ精神医学会が定めた病名、診断基準なのです。一方、線維筋痛症あるいはそのグレーゾーンである慢性広範痛症、慢性局所痛症はリウマチ医や慢性痛を専門にする医師の業界が定めた病名、診断基準なのです。線維筋痛症の診断基準はアメリカリウマチ学会が定めていますが、リウマチ医ではないが慢性痛を専門にする医師もそれに同調しています。
 つまり、二つの業界が全く独立して病名、診断基準を決めたのです。これはおかしなことです。医学の世界に大混乱を引き起こしています。
 二つの業界が一つのテーブルについて話し合うべきと思います。私はこれを英文にして投稿しましたが不採用でした。
 癌という疾患の病名と診断基準を内科と外科が独自に決めて、病名や治療が大きく異なったら世界中の人が困ると思います。それと同じことが起こっているのです。
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by fibromyalgia11 | 2012-02-13 23:00 | FMの雑感
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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