うつ病において製薬会社の資金援助のある研究はそうではない研究より投薬量が多い

1996年1月から2010年6月までdepressive disorder 又はmajor depressionの二重盲検"sponsor" と"nonsponsor" で分類。58の研究、15,026人。二人の著者が別々に投与量、効果、治療開始時の症状の程度、副作用を調べた。 結果:メタ解析で投与量と効果を調べた。コンセンサスの得られたガイドラインを用いると、製薬会社の援助のある研究での投与量はそうではない研究の投与量より比較的多い。製薬会社の援助のある研究の37% (22/60)、製薬会社の援助のない研究の5% (3/60) で投与量が多い(χ²₂ = 25.9, P < .001). 製薬会社の援助のない研究での投薬より多い投与量である製薬会社の援助のある研究では高い寛解率を示す(OR = 1.28, 95% CI = 1.11-1.47, P < .001). これらの結果は通常用いられているガイドラインの投与量で確かめた。投与量又は結果と治療開始時の症状の程度と副作用には関連がない。考察:製薬会社の援助のある研究での投与量はそうではない研究の投与量より多く、投与量が多いことはよい結果になることがある。

J Clin Psychiatry. 2012 Feb;73(2):e277-87.
Sponsorship, antidepressant dose, and outcome in major depressive disorder: meta-analysis of randomized controlled trials.
Sinyor M, Schaffer A, Smart KA, Levitt AJ, Lanctôt KL, Grysman NH.
Sunnybrook Health Sciences Centre, Department of Psychiatry, 2075 Bayview Ave, Toronto, ON M4N 3M5, Canada.
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by fibromyalgia11 | 2012-03-11 13:06 | 抗うつ薬
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