交通事故後の理解不能の症状

 交通事故後に医学的に理解不能の症状が起きることがあります。不定愁訴と言われることもあります。現時点で、私が知っている原因は、線維筋痛症及びそのグレーゾーン、脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)、軽度外傷性脳損傷、高次脳機能障害、複合性局所疼痛症候群です。
 線維筋痛症及びそのグレーゾーンは世界の常識ですが、日本ではほとんど無視されています。
 脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)は日本で提唱された概念であり、世界に広まりつつあります。しかし、日本でもインチキ扱いされています。
 軽度外傷性脳損傷も世界の常識ですが、日本ではほとんど無視されています。実質的には一人の医師のみが問題提起しています。
 高次脳機能障害は四つの疾患の中では比較的認められています。
 
 問題はこの四つの疾患を治療している医師がまったくといってよいほど連携していません。私は今まで線維筋痛症と脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の合併を報告してきました。というより、線維筋痛症と脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の合併を医学論文にした医師は私が知る限り、現時点では私のみです。
 今後はこの4つの疾患を治療する医師が協力した方がよいと思います。脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)を治療している医師には、線維筋痛症と協力しましょうと働きかけています。軽度外傷性脳損傷、高次脳機能障害を治療している医師に今後働きかけたいと思います。
 恐らくこれらの疾患は、頚椎の過伸展、脳への外力や異常な刺激によって起こると推測されています。頭部が何かにぶつかって脳になんらかの異常が起こるのみならず、頭部に直接の打撲がなくても脳には異常が起こりえます。脳に加速度が加わるのみでも脳には異常が起こるのです。また、持続する痛み刺激や、精神的な苦悩の刺激によっても脳には異常が起こると推測されています。
 四つの疾患をめぐって裁判が起きています。今後は4つの疾患すべてあるいはいくつかを合併した人の裁判が起こると推測しています。
[PR]

by fibromyalgia11 | 2012-03-18 21:13 | FMの雑感
line

世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
line