一包化には注意が必要

 三食後と就寝前の4回の内服の機会があり、各回で内服の量が異なります。通常少なくとも一種類の薬は漸増あるいは漸減しています。そのため、一包化を望む患者さんがいます。しかし、原則的に一包化は望ましくありません。高血圧の薬など線維筋痛症とは関係のない薬、あるいは不十分ながら鎮痛効果があり最適量が決まり使用量に変化がない薬は一包化しても構いません。しかし、漸増あるいは漸減している薬は一包化してはいけません。副作用のために漸増を中止したり、逆に減らす必要が出た場合、どの薬が漸増している薬か分かりにくいことがあるため、対応が困難になります。漸減中の場合も同様です。そのため全ての薬を一包化することは望ましくありません。漸増や漸減しない薬を一包化し、漸増あるいは漸減する薬をそれとは別に一包化し、それらをホッチキスでとめればよいと思います。ただし、リリカのように25mg、75mg、150mgと複数の剤形がある場合には剤形ごとに一包化して、それらをホッチキスでとめたほうがよいと思います。ただし、症状により内服する量を増減させる薬は一包化できません。
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by fibromyalgia11 | 2012-03-25 14:09 | FMの薬物治療総論
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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