初診時に複数の薬が少量投与されており、どの薬が有効であるのか不明な場合の対処法

初診時に複数の薬が少量投与されており、どの薬が有効であるのか不明であるが、全体として少し有効である場合には対処が困難です。全ての薬物において有効であるのか、無効であるのかを明確にする必要があります。最も効果がないであろうと推測される薬から一つずつ中止するとともに、有効性の可能性が高い薬を上限量を目指して漸増します。有効性の可能性が高い薬を漸増して鎮痛効果が強くなれば、前述の方法(「線維筋痛症がわかる本」参照)によりその人にとっての最適量を決めます。副作用のために使用不能になれば、その薬を漸減中止することになります。問題は上限量まで使用しても、鎮痛効果が変化しない場合には判断が困難です。その薬に鎮痛効果があるが一定量以上投薬しても鎮痛効果が変化しないのか、その薬に鎮痛効果はなく別の薬に鎮痛効果があるのかの区別が困難です。その場合には、その薬を完全に中止して鎮痛効果の変化を観察します。痛みが変わらなければ、その薬には鎮痛効果がないと判断し中止します。痛みが悪化すれば、その薬には鎮痛効果があると判断し、痛みが軽減する量を再投与します。この際、新たな薬を投与するとその判断が困難になるため、新たな薬を投与しないほうがよいと思います。
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by fibromyalgia11 | 2012-03-25 14:13 | FMの薬物治療総論
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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