Cochrane: 鉄剤はむずむず脚症候群に有効かどうかは不十分な証拠しかない。

Cochrane。6つの研究(192人の対象者). 研究の質は様々. 主要な評価はむずむず(restlessness) 又は不快な下肢の感覚, これらは4つの研究ではthe IRLS severity scaleを用いており5つ目の研究は別のRLS symptom scaleを用いていた。the IRLS severity scaleを用いた4つの研究の混合データでは, 鉄治療には明確な恩恵がない(IRLS severity scoresの差の平均 of -3.79, 95% CI: -7.68 to 0.10, p = 0.06). しかし、5つ目の研究では鉄治療には恩恵がない (鉄治療群では3点で低下した中央値、そして偽薬群ではRLS症状の10点で変化がない, p = 0.01)。いくつかの研究では偽薬に比べると鉄治療群では生活の質は改善したが、他の研究ではそうではなかった。周期性肢運動の変化には群間の差はなかった(二つの研究)。客観的な睡眠の質、主観的な睡眠の質、日中の機能には治療群による差はなかった。腎疾患末期の患者による一つの研究では治療効果はなかった。大部分の研究では鉄欠乏の合併のある患者を必要としておらずいくつかの研究では強度の貧血を除外していた。一つの研究は鉄欠乏患者に限定していたが、鉄の補給はRLS症状には明確な恩恵がなかった。経口または静注の鉄には明確な長所はなかった。鉄治療は偽薬に比べると副作用有意には多くはなかった(RR 1.39, 95% CI 0.85 to 2.27)。結論:鉄治療はRLS治療において有用かどうかは不十分な証拠しかない。
Cochrane Database Syst Rev. 2012 May 16;5:CD007834.
Iron for restless legs syndrome.
Trotti LM, Bhadriraju S, Becker LA.
Department of Neurology, Emory University School of Medicine, 1841 Clifton Rd NE, Atlanta, USA, 30329.
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by fibromyalgia11 | 2012-05-19 19:57 | むずむず脚症候群
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