線維筋痛症の治療においてトレドミン内服では体重はやや減少する


3つの二重盲検、偽薬対照のmilnacipranの研究 (3か月, n = 2096; 6か月, n = 1008); 354人はmilnacipranを偽薬対照の研究と二重盲検の延長試験で内服(全期間では12か月を超えて治療); そして1227人は長期間 (3.25年まで)の open-label milnacipran研究。結果:偽薬対照研究で, 治療開始時に77%の患者が過体重または肥満 (BMI≥ 25 kg/m(2)). 3か月の時点でmilnacipranには平均体重の減少があった (100 mg/day, -1.14 kg; 200 mg/day, -0.97 kg;偽薬, -0.06 kg; P < 0.001)および 6か月の時点 (100 mg/day, -1.01 kg; 200 mg/day, -0.71 kg;偽薬, -0.04 kg; P < 0.05)。偽薬に比べてmilnacipranで治療した患者では治療前から比べると≥5%以上の体重減少であった者は約2倍であった(3 および6か月, P < 0.01). 延長研究では, 12か月以上 milnacipranを内服した者の体重減少の平均は-1.06 kg。open-label研究で3年以上内服した患者では, mean changes at 12, 24, 30, および36-38 か月での体重減少の平均は各々-1.16, -0.76, -0.19, および+0.11 kg。milnacipranで治療した患者の中で,吐き気の率 (最も頻度の多い副作用) は体重が減らなかった患者よりも体重が減った患者での方が低い。(3 か月, P = 0.02).まとめ: milnacipran 研究におけるFM患者の大部分は過体重か肥満。Milnacipranは3か月と6か月で平均体重の減少と関連する (偽薬との比較でP < 0.05) および12 か月と24 か月で, 30か月での体重減少の平均は元に戻り (-0.19 kg) そして36-38か月では逆に体重は増加する (+0.11 kg, 偽薬との比較はない).
Int J Gen Med. 2012;5:879-87. doi: 10.2147/IJGM.S36444. Epub 2012 Oct 18.
Effect of milnacipran on body weight in patients with fibromyalgia.
Arnold LM, Palmer RH, Hufford MR, Chen W.
Department of Psychiatry and Behavioral Neuroscience, University of Cincinnati College of Medicine, Cincinnati, OH.

 体重増加の副作用がある薬が多い中で、体重が少しでも減ることは長所です。
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by fibromyalgia11 | 2012-11-01 19:34 | FMの薬物治療各論
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