頭頂葉の機能障害は複合性局所疼痛症候群のアロジニアに関連


指の誤認や無視様の症状がCRPSで報告されているが、頭頂葉の機能障害で得説明できるかもしれない。方法:入院のリハビリテーションを行っている22人の慢性CRPS 患者が標準的な神経学的検査を受け、その後頭頂葉の臨床評価と詳細な感覚検査を行った。結果:15人(68%) に頭頂葉の機能障害の証拠あり。6人 (27%)は6つ以上のテストで失敗し頭頂葉の検査での障害と一致する新たな臨床症状を示し、それは日常生活動作に影響を与える。1肢を超える罹患、利き手側の罹患、左利きでその発生率が高い。18人の患者 (82%) には体表の3-57.5%におよぶ機械的なアロジニアあり。Allochiria(感覚体側逆転:一側の蝕刺激が反体側の類似の部位のみに感じる), sensory extinction (感覚の消滅:両側の触刺激が一側のみに感じる), referred sensations (一側の触刺激により同時に別の部位に感じられる) およびdysynchiria (一側の非侵害性触刺激により両側に侵害刺激として感じる)がいくばくかの患者に見られた。体表の広範囲のアロジニアは頭頂葉機能が悪いことと相関 (Spearman's rho = -0.674, p = 0.001).まとめ:慢性 CRPSでは, 詳細な臨床検査は、アロジニアの広がりと強く関連する頭頂葉の機能障害を示すかもしれない。
Eur J Pain. 2012 Nov 7. doi: 10.1002/j.1532-2149.2012.00213.x. [Epub ahead of print]
Clinical evidence of parietal cortex dysfunction and correlation with extent of allodynia in CRPS type 1.
Cohen H, McCabe C, Harris N, Hall J, Lewis J, Blake DR.
Royal National Orthopaedic Hospital, Stanmore, UK; The Royal National Hospital for Rheumatic Diseases, Bath, UK; University of Bath, UK.
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by fibromyalgia11 | 2012-11-12 19:48 | 複合性局所疼痛症候群
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