複合性局所疼痛症候群での非罹患部の感覚異常


定量的な感覚検査を腕のCRPS患者48人(31人はジストニア合併)の非患側の肢や頬で行い, その結果を健常人のデータと比較。最も顕著な異常は圧迫疼痛閾値であり、非罹患の反対側の腕、非罹患の下肢、や頬で一貫して感度が高く、effect sizes(分散?)が最も大きい。CRPS患者の頬では熱感覚鈍麻と熱感覚過敏があり振動の判別の喪失もあった。ジストニアのあるCRPS患者の反対側の下肢の振動閾値が低いことを除けば,ジストニアのあるCRPS患者とジストニアのないCRPS患者の間には感覚には差がない。この結果はCRPS患者における中枢性の痛み処理には全体的な障害があり, それは内因性の痛み制御に影響するかもしれないことを示す。CRPS患者の罹患した部位や罹患していない部位の圧迫疼痛が最も大きな感覚の異常であるため、このテストが将来の研究における結果の重要な指標になるかもしれず、疾患の経過のモニターとして使用できるかもしれない。
Pain. 2013 Aug 10. pii: S0304-3959(13)00440-5. doi: 10.1016/j.pain.2013.08.004. [Epub ahead of print]
Muscle hyperalgesia is widespread in patients with Complex Regional Pain Syndrome.
van Rooijen DE, Marinus J, van Hilten JJ.
Department of Neurology, Leiden University Medical Center, Leiden, the Netherlands.
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by fibromyalgia11 | 2013-08-17 13:57 | 複合性局所疼痛症候群
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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