神経障害性疼痛を見つけ出すアンケート(LANSS、painDETECT )の無効性


神経障害があると推測される頚/上肢痛の患者でThe neuropathic pain special interest group (NeuPSIG) of the International Association for the Study of Painが提案した神経障害性疼痛のgrading systemを評価 (i)このgrading systemの臨床的な適用; (ii)コホート患者のNePを見つけだす上での二つのNeP アンケート (Leeds Assessment of Neuropathic Symptoms and Signs pain scale (LANSS); painDETECT questionnaire (PD-Q))の適合性および; (iii) NeuPSIG 分類系と二つのNePアンケートにおけるNePを見つけだす上での一致のレベル. 患者(N=152; 年齢52 ± 12歳; 53%は男性) はcompleted the PD-Q およびLANSSのアンケートに答え包括的な臨床検査を受けた。かなりの時間と専門的な技術は必要であるが、The NeuPSIG grading systemはこのコホート患者に適用できる。二つのアンケートは臨床的にdefinite NePに分類された患者の多くを見つけだすことはできなかった (LANSS 感度22%, 特異度88%; PD-Q 感度64%, 特異度62%)。PD-Q およびLANSSの有効性を検証した研究での感度と比べて本研究で感度が低いことは研究対象の臨床的な特徴の差を反映しているのかもしれない.頚/上肢痛患者のNeP を見つけだすLANSS およびPD-Qの 診断的な正確性は限定的。
Pain. 2013 Aug 21. pii: S0304-3959(13)00460-0. doi: 10.1016/j.pain.2013.08.018. [Epub ahead of print]
Identification of neuropathic pain in patients with neck/upper limb pain: application of a grading system and screening tools.
Tampin B, Briffa NK, Goucke R, Slater H.
School of Physiotherapy, Curtin Health Innovation Research Institute, Curtin University, Perth, Western Australia; Department of Physiotherapy, Sir Charles Gairdner Hospital, Perth, Western Australia; Department of Neurosurgery, Sir Charles Gairdner Hospital, Perth, Western Australia.

 LANSS、PainDETECTが有用ではないという論文です。3か月以上持続する痛みでは恐らく侵害受容性疼痛単独は存在しないため、その二つのアンケートは不要です。この論文ではgrading systemは有用となっていますが、頸痛や上肢痛患者で神経障害があると推測される患者に限定しているため当然といえば当然です。頸痛や上肢痛患者で神経障害はないと推測される患者を含めればgrading systemは有用とはならないと思います。
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by fibromyalgia11 | 2013-09-01 10:11 | 神経障害性疼痛
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