抗うつ薬による肝障害


抗うつ薬による肝障害の総説。結果:抗うつ薬による肝障害は少数であるが, 抗うつ薬で治療した患者の0.5%-3% は無症候性の軽度の血清aminotransferase増加がある。全ての抗うつ薬は肝毒性を引き起こすかも知れず, 特に高齢者や多種類の投薬者で。大部分の肝障害は特異体質的であり予測不能, そしてそれは通常用量には関連がない。治療開始から肝障害発生までの期間は通常数日から6か月。劇症肝不全や死亡を含む生命を脅かす抗うつ薬誘発肝障害もある。病変はしばしば肝細胞型であり、胆汁鬱滞性や混合性は少ない。肝毒性の危険性の強い抗うつ薬はiproniazid, nefazodone, phenelzine, imipramine, amitriptyline, duloxetine, bupropion, trazodone, tianeptine, およびagomelatine。肝毒性の危険性が最小はcitalopram, escitalopram, paroxetine, およびfluvoxamine. 交差毒性は主に三環系抗うつ薬と四環系抗うつ薬の間で見られる。

Am J Psychiatry. 2013 Dec 20. doi: 10.1176/appi.ajp.2013.13050709. [Epub ahead of print]
Antidepressant-Induced Liver Injury: A Review for Clinicians.
Voican CS, Corruble E, Naveau S, Perlemuter G.
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by fibromyalgia11 | 2013-12-30 00:52 | 抗うつ薬
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