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肥満、高コレステロール血症、高血圧はむずむず脚症候群の危険因子か


肥満、高コレステロール血症、高血圧がRLSの危険性を高めるかどうかの前向き研究。我々の研究研究開始時に RLSではなく(男性では2002年、女性では2005年), 経過観察中は糖尿病や関節炎ではない(男性では2002-2008年、女性では2005-2009年) the Nurses' Health Study II からの42,728 人の女性とthe Health Professionals Follow-up Studyからの12,812人の男性からなる。RLS症状はthe International RLS Study Group'sの標準化されたアンケートで評価された。症状が月に5回以上起こりInternational RLS Study Groupの基準を満たす場合にはRLSの症状を"case"と見なした。肥満は男女ともRLSの危険性を高める (P difference for sex >0.5).BMIが30 kg/m2を超える者の23未満の者に対する蓄積した多変量で補正したRLSのオッズ比(OR)は 1.57 (95% confidence interval [CI]: 1.33-1.85; P trend <0.0001)であり、年齢、民族、喫煙、身体活動、抗うつ薬の使用、その他の共変量で補正して二つの極端な胴回りの五分位値に対しては1.56 (95% CI: 1.29-1.89; P trend = 0.0001)。同様の有意な関連は高コレステロール血症でも見られる;血清コレステロール >240の <159 mg/dLに対する血清コレステロールの修正ORは1.33 (95% CI: 1.11-1.60; P trend = 0.002). 高血圧とRLSには有意な関連はない (adjusted OR: 0.90; 95% CI: 0.79-1.02).この大規模な前向き研究では,肥満と高コレステロール血症はRLS発生の危険性増加と有意に関連するが高血圧ではRLSと関連はない。
Mov Disord. 2014 Apr 21. doi: 10.1002/mds.25860. [Epub ahead of print]
Prospective study of obesity, hypertension, high cholesterol, and risk of restless legs syndrome.
De Vito K1, Li Y, Batool-Anwar S, Ning Y, Han J, Gao X.
•1Department of Epidemiology, Harvard School of Public Health, Boston, Massachusetts, USA.

by fibromyalgia11 | 2014-04-27 14:45 | むずむず脚症候群
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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