子宮頸がんワクチン後の複合性局所疼痛症候群


信州大学。方法:過去9か月で, 44人の少女がhuman papillomavirus (HPV) vaccine接種後に強い症状を訴えて受診。 4人は他の疾患が原因であるため除外し、40人を本研究に含める。結果:最初に接種した年齢は11 歳から17 歳, そして最初の接種からの期間の平均は5.47±5.00か月. 頻度の多い症状は頭痛、全身疲労、下肢のcoldness 、四肢の痛みと筋力低下。四肢に症状のある28人で皮膚温を測定し指の皮膚温が軽度低下し(30.4±2.6°C) 趾の皮膚温は中等度低下(27.1±3.7°C).指容積脈波によると、波の高さが低下しており、特に足趾で低下していた. 4人の肢の症状はCRPSの日本の臨床診断に適合しており,その他の14人は外国のCRPS基準に適合。 The Schellong テストにより8人が起立性低血圧(症)であり、4人が姿勢性起立性頻脈症候群。起立不耐性やCRPSの少女は共に、一過性の強い振戦と継続的な無力症を経験。検査を行った3人のうち2人では皮内神経の電子顕微鏡検査により、無髄線維の異常が認められた。まとめ:この研究で見られた異常は末梢交感神経反応の異常で説明可能。研究対象の少女の以前の診断の大部分はpsychosomatic disease(心身症、心因性の病気、心身障害). 研究対象者の社会的な問題は解決されておらず、症状の強い者は登校不能。
Intern Med. 2014;53(19):2185-200.
Peripheral sympathetic nerve dysfunction in adolescent Japanese girls following immunization with the human papillomavirus vaccine.
Kinoshita T1, Abe RT, Hineno A, Tsunekawa K, Nakane S, Ikeda S.
•1Department of Medicine (Neurology and Rheumatology), Shinshu University School of Medicine, Japan.
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by fibromyalgia11 | 2014-10-05 10:46 | 複合性局所疼痛症候群
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