NSAIDによる小腸潰瘍


方法:我々の前向き研究で,消化性潰瘍による上部胃腸出血の高齢者60人(症例) とマッチさせた非出血性の消化性潰瘍患者60人(対照) が、大腸内視鏡で異常がないことを確認後(我々の施設でcompulsory)、小腸カプセル内視鏡を受けた. 対照は非出血性の適用を評価された。慢性炎症診断例と疑い例、および腸を障害する可能性のある薬内服者は除外。カプセル内視鏡の際, 小腸潰瘍病変を数えてGraham分類に基づき分類。その他の小腸病変も記録。消化性潰瘍出血は可能であれば内視鏡的に止血し、PPIを症例群と対照群で開始し、Helicobacter pyloriが存在すれば除菌. 症例群と対照群は1年間経過観察。出血が再発した場合には、上部胃腸内視鏡を繰り返し、それで異常が見つからなければ、大腸内視鏡やカプセル内視鏡を再度行う。結果:40人(67%)の症例と18人 (30%) の対照が小腸の糜爛であり(P = 0.0001), 一方、 22人 (37%)の症例と 4人 (8%)の対照が小腸の潰瘍 (P < 0.0001). NSAID使用者の中で, 39人 (95%) の症例と17人 (33%)の対照が小腸の糜爛 (P < 0.0001)で, 22人 (55%)の症例と4人 (10%) の対照が小腸の潰瘍 (P < 0.0001). 小腸の潰瘍病変はNSAIDs使用者でない者に少ない。小腸潰瘍病変のある症例の平均 entry hemoglobin は9.3 (SD = 1.4) g/dLであり、小腸潰瘍病変のない症例では10.5 (SD = 1.3) g/dL (P = 0.002). 小腸潰瘍のある症例では赤血球の単位をより多く必要。入院中に, 小腸潰瘍のある6 人(27%)の症例は出血の再発があり、その大部分は小腸潰瘍が寄与するが、30日間の死亡率はゼロ。ロジスティック回帰解析では、慢性閉塞性肺疾患と糖尿病が説明不能の出血の再発に関連し, 小腸潰瘍がないことが防御的 (relative risk 0.13, P = 0.05).
World J Gastrointest Endosc. 2014 Dec 16;6(12):612-9. doi: 10.4253/wjge.v6.i12.612.
Small bowel ulcerative lesions are common in elderly NSAIDs users with peptic ulcer bleeding.
Tsibouris P1, Kalantzis C1, Apostolopoulos P1, Zalonis A1, Isaacs PE1, Hendrickse M1, Alexandrakis G1.
•1Panagiotis Tsibouris, Chissostomos Kalantzis, Periklis Apostolopoulos, Antonios Zalonis, Georgios Alexandrakis, Department of Gastroenterology, NIMTS General Hospital, 11521 Athens, Greece.
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by fibromyalgia11 | 2014-12-23 12:38 | アセトアミノフェン、NSAID
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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