超高齢者では抗うつ薬使用は死亡率を増加させない

方法:85歳、90歳、95歳以上のUmeå 85+/GERDA 研究参加者(n= 992) 5年間経過観察。コックス比例ハザード回帰モデルを用いてベースラインの抗うつ薬治療に関連した死亡の危険性、可能性のある交絡因子での補正を解析。結果:平均年齢は89;参加者の27%は認知症,20%は脳卒中の既往あり, 29%は心不全、そして16%は抗うつ薬使用。年齢、性別で補正した解析では、抗うつ薬使用は76%死亡率を増加させる(hazard ratio [HR] = 1.76; 95% confidence interval [CI],1.41-2.19). Geriatric Depression Scale点数の補正を加えると, HR1.62 (95%CI, 1.29-2.03). 追加的な交絡因子で補正すると、その関連は有意ではない(HR = 1.08;95% CI, 0.85-1.38). すべてで補正したモデルでの相互関連解析によると、性別と抗うつ薬使用の間には有意に相互関連がある (HR: 1.76;95% CI, 1.05-2.94). 男性と女性の抗うつ薬使用者の間で、死亡のHRsは各々0.76 (95% CI, 0.47-1.24)1.28 (95% CI, 0.97-1.70).まとめ:超高齢者の間では、ベースラインの抗うつ薬治療は独立しては死亡率の増加に関連しないようだ。しかし、その危険性は男性と女性で異なる。

Int Psychogeriatr. 2016 Mar18:1-10. [Epub ahead of print]

Antidepressant use andmortality in very old people.

Boström G1, HörnstenC1, BrännströmJ1, ConradssonM1, NordströmP1, Allard P2, GustafsonY1, LittbrandH1.

  • 1Department of Community Medicine and Rehabilitation,Geriatric Medicine,Umeå University,Umeå,Sweden.
  • 2Department of Clinical Sciences,Division of Psychiatry,Umeå University,Umeå,Sweden.

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by fibromyalgia11 | 2016-03-22 21:31 | 抗うつ薬
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