抗うつ薬は認知機能障害を引き起こす:系統的総説とメタ解析

抗うつ薬使用とアルツハイマー病(AD)を含む、認知機能障害又は認知症の関連の系統的総説とメタ解析。結果:最初に選んだ4,123の論文から5つの論文を選んだ。抗うつ薬の使用は認知機能障害又は認知症の何らかの様式になるオッズを有意に2倍増加させた (OR = 2.17)。抗うつ薬使用と認知機能障害又はAD/認知症の何らかの様式の関連の修飾因子として年齢が同定された. 平均年齢が65歳以上の参加者を含む研究では、抗うつ薬使用による認知機能障害の何らかの様式のオッズは増加するが(OR = 1.65), 65歳未満の参加者ではより強い関連を示した(OR = 3.25)。まとめ:抗うつ薬使用はAD/認知症と関連し、それは特に65歳未満で顕著になる。この関連は抑うつ又は抑うつの強さによる交絡によって起こるのかもしれない。しかし、生物学的な機序は抗うつ薬暴露の認知症へのリンクがあることを示しており、抗うつ薬の病因的な効果もあり得る。以下本文中の記述。TCAは認知症の危険性をむしろ減らすあるいはその危険性がなく、SNRIは中等度の危険性(SSRIの危険性は高いと推定)の様だ。つまりうつ自体が認知症の危険因子というより、抗うつ薬が認知症の危険性の様だ。ただし、強いうつは認知症の危険因子かもしれない。適用外処方は認知症の危険性を高めかも。

Depress Anxiety. 2016 Dec 28. doi:10.1002/da.22584. [Epub ahead of print]

The association of antidepressant drug usagewith cognitive impairment or dementia, including Alzheimer disease: Asystematic review and meta-analysis.

Moraros J1, Nwankwo C1, Patten SB2, MousseauDD3.

  • 1School of Public Health, University of Saskatchewan, Saskatoon, SK, Canada.
  • 2Departments of Community Health Sciences and Psychiatry, University of Calgary, Calgary, AB, Canada.
  • 3Cell Signalling Laboratory, Departments of Psychiatry and Physiology, University of Saskatchewan, Saskatoon, SK, Canada.


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by fibromyalgia11 | 2017-01-04 15:27 | 抗うつ薬
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