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むずむず脚症候群と睡眠時周期性肢運動のによる心血管イベントと死亡の危険性

RLSPLMSにおける心血管イベント(cardiovascular eventsCVE) の発生率と死亡率の系統的総説。結果: 18のコホート(13の論文で報告)の中で, 15RLSCVEの発生率and/or全原因の死亡率の関連を評価し、3つはPLMSCVEと死亡率の関連を評価。経過観察期間は2年から20年。4つのコホートは、長期間の強度のRLSおよび二次性のRLSを示す大きな危険性でRLSCVEの間には有意な関連を報告した。3つのコホートでRLSと全原因の死亡率には有意な関連があるが, 質が最も高い4つの研究で我々が行ったメタ解析によると関連はなかった (統合したHR = 1.09, 95%CI: 0.80-1.78)。覚醒のPLMSに寄与する危険性が高いすべての研究において、PLMS CVE and/or 死亡率の間の正の相関が示された。まとめ: CVE発生と全原因の死亡の予測因子としてのRLSに関する利用可能なエビデンスは限られており結論が出ない; RLSの期間, 強度と二次的な症状は関連を理解する上で重要かも。非常に限定されてはいるが、現在のエビデンスによると、PLMSCVEの発生と死亡の予後予測因子かもしれないことを示す。

Sleep. 2017 Feb 9.doi: 10.1093/sleep/zsx013. [Epub ahead of print]

Incident Cardiovascular Events and Death in Individualswith Restless Legs Syndrome or Periodic LimbMovements in Sleep: A Systematic Review.

KendzerskaT1,2, Kamra M3, Murray BJ1,3, Boulos MI1,3.

1

Departmentof Medicine, University of Toronto, Canada.

2

Institutefor Clinical Evaluative Sciences, Toronto, Canada.

3

SunnybrookResearch Institute, Division of Neurology, Sunnybrook Health Sciences Centre,Toronto, Canada.



by fibromyalgia11 | 2017-03-27 21:12 | むずむず脚症候群
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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