妊婦におけるむずむず脚症候群
方法:2007年3月から2010年12月までの出産前クリニックから、妊娠の第3三分期の1,563人の女性を集めた。人口統計的、妊娠、および出産のデータを医療記録から抽出し、睡眠の情報をアンケートで集めた。RLSと診断するために, International RestlessLegs Study Group が開発したRLS症状と頻度の標準化された基準を用いた. ロジスティック回帰モデルを用いて、t RLSおよびその頻度と、睡眠―覚醒障害(poor sleep quality,daytime sleepiness, poor daytime function)および出産の結果の関連を調べた。結果:妊娠女性の36% はRLSであり, 半数は中等度から強度の症状. RLSのない女性に比べると, RLSのある女性は、睡眠の質の悪さ (オッズ比[OR] 2.2, 95% 信頼区間[CI]1.7-2.9), 日中の機能の悪さ (OR 1.9,95% CI 1.4-2.4), および過剰な日中の眠気 (OR 1.6,95% CI 1.3-2.0)が起こりやすい。RLSの頻度と睡眠―覚醒障害の各々との間で用量―反応関連が明確。RLSと出産の結果の関連にはエビデンスがない。
J ClinSleep Med. 2017 Jun 16. pii: jc-17-00162. [Epub ahead ofprint]
Restless Legs Syndrome andSleep-Wake Disturbances in Pregnancy.
DunietzGL,LisabethLD,Shedden K, Shamim-UzzamanQA,BulloughAS,Chames MC, Bowden MF, O'BrienLM.