カンナビジオール

カンナビジオール(Cannabidiol略称CBD

大麻草(麻)に含まれる、少なくとも113あるカンナビノイドのひとつ[6][7]。主なフィトカンナビノイドで、大麻草の抽出物の計40%までの割合を占めることもある。

CBDは広く医療への応用の可能性があるとみなされている―臨床報告によると、副作用が少なく、特に向精神作用(一般に∆9-THCにみられる作用)がない事、精神運動学習や心理的な機能に影響がない事などがその理由である。

薬物規制に関する国際条約による規制はない。日本では医薬品としての扱いではなく、主にこれを含有するオイルの形で健康食品として流通している。規制物質となるかは麻の抽出部位で決まり、流通しているものは成熟した大麻草の茎と種から抽出されている。

日本ではCBDは、規制対象物質には含まれていない。大麻取締法の第1条は、葉と花穂、その製品を規制しており、種子と茎、その製品を除外している。

現在、CBDを含む製品は医薬品ではないので、健康食品として扱われている。

以上ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB#

 
最近、大麻あるいは
CBDを痛みの治療、特に線維筋痛症などの慢性痛の治療に使用しようとする動きが一部にある。大麻使用は日本においては犯罪でありここでは議論しない。

 CBDcannabinoidは全く同一ではないことを断っておく。Cannabinoidの報告は多数出ているためcannabinoidについて述べる。Cannabinoidは有効と言う論文があるが、系統的総説は鎮痛効果はわずかにあるようである。一方、間違いなく副作用が多い薬である。死亡例もある。


以下にいくつかの論文を示す。

医学文献や中毒センターのデータにおける、"Spice","K2"などの合成物質カンノビノイド(SyntheticcannabinoidsSCs)に関連した副作用の系統的総説。結果:256の報告のうち,37のカンファレンスの抄録を含む106の的確な研究を同定し、4000例で少なくとも26人が死亡. 主要な合併症には、心血管イベント (心筋梗塞, 虚血性脳梗塞および塞栓), 急性腎障害(acutekidney injury (AKI), 全身性強直間代発作, 精神科presentations (first episode精神病, paranoia, 自傷/自殺念慮を含む) および妊娠悪阻を含む。しかし、大部分の事象は深刻ではなく, 典型的には8時間未満の滞在を伴う症状ケアを必要とする頻脈(≈37-77%),興奮(≈16-41%) および吐き気(≈13-94%)のある若い男性。[1]

Cannabinoidsの慢性神経障害性疼痛への効果、耐用性、安全性:無作為振り分け対照研究の系統的総説。Cannabinoidsは効果の点では偽薬よりわずかに優れており、耐用性の点では劣っていた. [2]

系統的総説。cannabinoidsには免疫抑制の作用あり。[3]

Cannabinoidsを考慮する前に、線維筋痛症などの慢性痛に有効な薬をまずは使用すべきである。私は優先使用する薬11種類http://p.booklog.jp/book/74033(現在ではイフェクサーを追加して12種類)を決めている。さらに弱い麻薬として日本ではトラマール、トラムセット、ワントラムを使用可能。その他にも有効な鎮痛薬は多数ある。それらすべてを使用する前にCannabinoidsCBDを使用することは間違っていると私は考える。日本の健康食品としてのCBDがどの程度の内容であるのかが全く分からないため、それに関しては何とも言えない。

1. Tait RJ, Caldicott D, Mountain D, HillSL, Lenton S: A systematic review of adverse events arising from the use ofsynthetic cannabinoids and their associated treatment. Clin Toxicol (Phila). 54(1).1-13, 2016.

2. Petzke F,Enax-Krumova EK, Hauser W: [Efficacy, tolerability and safety of cannabinoidsfor chronic neuropathic pain : A systematic review of randomized controlledstudies]. Schmerz, 2016.

3. Katchan V, David P,Shoenfeld Y: Cannabinoids and autoimmune diseases: A systematic review.Autoimmun Rev, 2016.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-12 19:34 | FMの薬物治療各論
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