カテゴリ:FMの雑感( 86 )


2011年の業績

線維筋痛症と慢性広範痛症
体じゅうにありとあらゆる症状が出る原因不明の病気の対処法(インタビュー記事)
 壮快 38 (2) 66-73, 2011
  廿日市記念病院
  戸田克広

Comparison of Symptoms among Fibromyalgia Syndrome, Chronic Widespread Pain, and an Incomplete Form of Chronic Widespread Pain
Journal of Musculoskeletal Pain 19 (1) 52-55, 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda

Preliminary diagnostic criteria for fibromyalgia should be partially revised: comment on the article by Wolfe et al. (letter to the editor)
Arthritis Care & Research (Hoboken) 63 (2) 308-309; author reply 309-310, 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda

三環系抗うつ薬により弱い自殺念慮が選択的セロトニン再取り込み阻害薬により強い自殺念慮と他殺念慮が生じた成人慢性広範痛症の1例
 最新精神医学 16(2) 205-208, 2011
 廿日市記念病院
  戸田克広

線維筋痛症を含むchronic widespread painおよびchronic regional pain患者における痛み度を含む評価指標の相関—PainVision™による痛み度の有用性と限界—
 整形・災 54(6) 731-737, 2011
 廿日市記念病院
  戸田克広

線維筋痛症と慢性広範痛症—中枢性過敏症候群の代表疾患
 診断と治療 99(6) 1088-1093, 2011
 廿日市記念病院
  戸田克広

中枢性過敏症候群(central sensitivity syndrome)
 日本医事新報 No4553 (2011年7月30日) 84-88, 2011
 廿日市記念病院
  戸田克広

The Term “Psychogenic Pain” should be Abolished or Changed to “Braingenic Pain” (Pain Whose Affected Area is in the Brain) (letter to the editor)
Pain Practice 11(4) 421, 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda

The Modification of the ACR Preliminary Diagnostic Criteria for Fibromyalgia should be Supplemented and Revised (letter to the editor)
The Journal of Rheumatology 38(9) 2075, 2011
 Hatsukaichi Memorial Hospital
  Katsuhiro Toda

薬物治療によって疼痛が顕著に改善したchronic widespread pain(慢性広範痛症)の1例
 広島医学 64(10) 445-447, 2011
 廿日市記念病院
  戸田克広

The neuropathic pain diagnosed with the grading system is different from pain defined with the definition of neuropathic pain (letter to the editor)
Pain Practice 11 (6) 583-584, 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda

What is the purpose of the 2011 criteria for fibromyalgia? (letter to the editor)
Annals of Medicine 43 (8) 660, 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda

Difference of fibromyalgia symptom scale between the Japanese version of the 2010 ACR preliminary diagnostic criteria for fibromyalgia and the modification of the ACR preliminary diagnostic criteria for fibromyalgia (letter to the editor)
Modern Rheumatology 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda

The term of functional somatic syndrome should be changed to the term of central sensitivity syndrome (letter to the editor)
Pain Practice 2011
Hatsukaichi Memorial Hospital
Katsuhiro Toda


線維筋痛症診療ガイドライン2011
日本線維筋痛症学会編、日本医事新報 93- 105, 2011
 エビデンスに基づく薬物治療(海外の事例を含む)
  戸田克広

インターネット
http://meditalking.carenet.com/expert/forum/drtoda20110927.php
CareNet.com
MediTalking
「正しい線維筋痛症の知識」の普及を目指して!まず知ろう診療のポイント
 廿日市記念病院
  戸田克広

口演
線維筋痛症患者における初診時の症状の男女差
 日本ペインクリニック学会第45回大会
2011.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

日本の麻酔科医・ペインクリニック医の2/3は心因性疼痛が存在すると信じている
 日本ペインクリニック学会第45回大会
2011.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

日本の麻酔科医・ペインクリニック医における線維筋痛症・慢性広範痛症の普及度
 日本ペインクリニック学会第45回大会
2011.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

日本ペインクリニック学会43、44回大会と12th 、13th World Congress on Painの一般演題における線維筋痛症、慢性広範痛症、複合性局所疼痛症候群の演題数の比較
日本ペインクリニック学会第45回大会
2011.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

線維筋痛症、慢性広範痛症患者に対するオピオイドの有効性
 日本線維筋痛症学会第3回学術集会
 2011.9.10-11 横浜市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

線維筋痛症に関する日本とトルコの英語論文数の比較
 日本線維筋痛症学会第3回学術集会
 2011.9.10-11 横浜市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

入院患者の非ステロイド性抗炎症薬使用を減らそう
 第48回日本リハビリテーション医学会学術集会
2011.11.2-3 千葉市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

女性線維筋痛症、慢性広範痛症(chronic widespread pain)、chronic regional pain患者におけるBMIの比較
 第48回日本リハビリテーション医学会学術集会
2011.11.2-3 千葉市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

漢方薬の食前投与に科学的根拠はないという指摘に対する製薬会社の対応
 第48回日本リハビリテーション医学会学術集会
2011.11.2-3 千葉市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

講演
線維筋痛症の最新治療
 2011.4.24 広島市
 全国病院理学療法協会広島県支部講演会
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広
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by fibromyalgia11 | 2011-12-18 10:20 | FMの雑感

ある患者さんの嘆き(痛みの訴えが伝わっていない)

 線維筋痛症であったか、線維筋痛症のグレーゾーンの患者さんであったかは忘れましたが、某患者さんが嘆いていらっしゃいました。
 その方は地元の医療機関を受診されていました。しかし、痛みにはあまり関心を持ってもらえず、別の疾患のついでに受診しているような感じであったとのことです。その方は主治医に内緒で私を受診し、私を定期的に受診することになりました。そのため、主治医に内緒にできなくなり、地元の主治医に私を受診したので痛みの治療薬を私に移行するように依頼しました。主治医は「広島まで行ったのですか。そんなに痛かったのですか。」という発言をされたそうです。その患者さんは「私はあれほど痛いと言っていたのに、医師にはそれが全く伝わっていなかった。」と嘆いていらっしゃいました。
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by fibromyalgia11 | 2011-12-12 23:34 | FMの雑感

交通事故後に発生した線維筋痛症

 線維筋痛症患者の10-30%程度が交通事故後に発症しています。線維筋痛症の原因は
中枢性過敏と推測されています。交通事故により頭部へ直接の衝撃が加わらなくても線維筋痛症が発症します。交通事故後の線維筋痛症の発症にはいくつかの原因が関与していると推測されています。
 脳の直接的な損傷が起こる可能性があります。また事故により身体の各所が障害をうけ痛み刺激が発生することがあります。痛み刺激が持続すると中枢性過敏が起こります。
 精神的なストレスや様々な悩み、怒りが脳の過敏を引き起こすこともあります。その原因の1つは保険会社の不適切な対応であろうと推測しています。
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by fibromyalgia11 | 2011-12-10 17:09 | FMの雑感

線維筋痛症患者にはモンスターペイシェントが多い

 患者さんの中には非常識な言動をする人がいます。モンスターペイシェント(怪物患者)といいます。具体例はここでは述べません。大変残念なことですが、線維筋痛症患者の中にはモンスターペイシェントの割合が多いのです。私は複合性局所疼痛症候群CRPSの患者もたくさん診察しています。具体的なデータはありませんが、モンスターペイシェントの割合はCRPSよりも線維筋痛症の方が大きいと感じています。モンスターペイシェントにはそれなりの対応をしています。できないことはできないと拒否しています。迷惑行為に対しては「迷惑なのでやめてください。」と明言しています。
 精神疾患の中には様々なトラブルを引き起こしやすい精神疾患があります。線維筋痛症は精神疾患を合併しやすいのです。そのため、トラブルを起こす疾患は線維筋痛症なのか、性疾患なのか厳密には区別できません。線維筋痛症は、今まさに認知されつつある疾患です。そのため、トラブルがあった場合には、線維筋痛症が目立ちやすいのです。特に、精神科以外で線維筋痛症を治療している場合には、「線維筋痛症患者がトラブルを起こした。」と見なされてしまいます。「トラブルを起こした原因は精神疾患であって、線維筋痛症ではない。」という言い訳は通用しません。病院職員に迷惑をかけた場合、私が職員にそのような言い訳をすることはできません。迷惑をかけられた職員に謝るしかありません。万が一、職員が退職するような事態になれば、線維筋痛症の診療を中止するか辞職せざるをえない可能性があります。線維筋痛症患者に不利な発言をする私をインターネット上で「モンスター」と判断する線維筋痛症患者がいるようです。
 線維筋痛症の治療を行う医療機関が増えにくい原因の一つはンスターペイシェントであろうと推測しています。
 線維筋痛症の診療を行う場合にはある程度のトラブルを覚悟する必要があります。トラブルを起こした患者がいた場合、迷惑行為を叱責することはあっても、線維筋痛症の治療そのものを中止されないことを願っています。
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by fibromyalgia11 | 2011-12-03 16:20 | FMの雑感

線維筋痛症を抜きにした腰痛の議論はナンセンス

 テレビや学会で腰痛を専門家が語る場面をしばしば見受けます。線維筋痛症の概念を全く知らず、腰痛の原因はほとんどすべて腰に存在するという前提の話は論外です。中には線維筋痛症に近い疑念を述べる専門家もいますがそれでは不十分です。自分たちのデータのみで線維筋痛症に近い概念を語っても不十分です。線維筋痛症を知らなければそれよりも広い概念であり患者数の多い慢性広範痛症や慢性局所痛症は当然知りません。ましてや中枢性過敏症候群は全く知りません。「腰痛にはストレスが関与している。」では不十分です。日本以外の先進国では線維筋痛症は常識です。つまり、日本以外の先進国からは線維筋痛症に関する膨大な数の英語論文が出ています。つまり、膨大な情報の蓄積が線維筋痛症において行われています。日本の医師が束になってかかってもその情報量には敵いません。医師の人口が違いすぎます。ましてや自分の医療機関で得られた情報のみでは、線維筋痛症の情報の足元にも及びません。全世界の英語で書かれた腰痛の論文を集めればある程度の情報量にはなりますが、線維筋痛症の情報量の方が多いと思います。
 日本における腰痛の専門家は線維筋痛症を認めて、英語論文により蓄積された膨大な情報を患者さんのために役立だてて欲しいと思います。
 脊椎の手術の専門家のなかには、線維筋痛症をインチキ扱いする人が少なくありません。
手術の専門家であることは事実ですが、線維筋痛症をインチキ扱いして腰痛の専門家であることには無理があります。
 がんばれ、腰痛の専門家。
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by fibromyalgia11 | 2011-11-30 22:06 | FMの雑感

診断のみを希望する患者さん

 線維筋痛症患者さんの中には診断のみを希望し、治療を希望しない人がいます。遠方(兵庫県以東や福岡県以南、四国)に住む患者さんでは診断のみを希望する人の割合が高くなります。遠方の患者さんでは通院は困難です。その場合には、「私の書いた本(線維筋痛症がわかる本)を医師に見せて、その通りに治療してもらえるように頼んでください。」とお話しています。内科医や整形外科医であればその本を読めばすぐに線維筋痛症の治療ができるようになっています。私はいつの間にか線維筋痛症を専門にするようになりましたが、当初は少数の論文を読んだのみで見よう見まねで診断を行ったのです。当時は現在ほど有効な薬も多くはありませんでした。その本を読めば、私が2004年に線維筋痛症の診療を開始した際よりは豊富な知識を得ることができます。
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by fibromyalgia11 | 2011-11-28 20:12 | FMの雑感

線維筋痛症患者は内科を受診できない

 線維筋痛症(FM)の治療を受けている患者さんはしばしば内科を受診できません。FMの治療薬を飲んでいるため、FMの治療を受けていることを説明せざるを得ません。そうすると、「気のせい」、「気にしすぎ」、「神経質すぎる」、「薬が多すぎる」などの批判の嵐にあうそうです。FMをいくら説明しても受け入れてもらえないそうです。FMの説明をすることに疲れ、いく説明してもFMが認められないいことに疲れるそうです。「私の町の医師は不勉強」という批判が患者さんからおきています。これから風邪を引きやすい季節です。風邪を引いても通常は薬局で葛根湯を買って済ますそうです。しかし、それでおさまらない場合が大問題です。FMを認めてほしいとは言いません。せめて自分が治療していない疾患の治療に対する批判を行い患者さんを打ちのめさないでほしいと思います。
 その患者さんには2011年に「医事新報」と「診断と治療」に掲載された私の論文のコピーを渡し、次に受診する医師にその論文を見せるように指示しました。その論文を受け入れてもらえばよいのですが。
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by fibromyalgia11 | 2011-11-24 19:28 | FMの雑感

線維筋痛症の治療は収益になるかも

 線維筋痛症の有病率は約2%ですが、グレーゾーンまで含めると約20%になります。現時点では整形外科はこの疾患をほとんど認めていません。そのため、整形外科でなくても、内科や外科でも線維筋痛症の診療開始は容易です。通常、整形外科でレントゲンを撮り、異常がないという診断がついています。そのため、ほとんどの場合、レントゲンも不要です。それ以外では血液検査が必要ですが、外注すればよいのです。薬は多種類が必要ですが院外処方にすればよいのです。院内処方の場合には、適宜院外処方にすればよいのです。ただし、院内処方と院外処方は併用できません。知識は必要ですが、拙書「線維筋痛症がわかる本」を読めば十分です。あとは根性が必要です。問診をしてはいけません。そのような時間はありませんので、すべて書類に書いてもらいます。あまりにも手がかかる患者さんは専門家に回して、手のかからない患者さんのみを診療すればよいと思います。それにより収益が上がると思います。
 線維筋痛症の場合、私が治療しても治癒は1割です。つまり、線維筋痛症の場合9割はリピーターになります。もちろん受診しなくなる患者さんは少なくありません。整形外科の場合、競合する整体、柔道整復師などから患者さんをある程度取り返すことができます。
 
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by fibromyalgia11 | 2011-11-12 13:18 | FMの雑感

私を受診する患者さんへのお願い

 私を受診する患者さんへいくつかお願いがあります。
1:遠方から受診する場合、1か月に1回、2年間受診するつもりでお越し下さい。それができない方は別の医療機関を受診された方がよいと思います。
2:外来受診時には予約を取ってください。(予約がない場合には最後の診察になります。)
3:初診時、病歴書と現在の症状を詳細に記載して持参してください。(ない場合には待ち時間の間に書いていただいています。現在の症状は全く聞いていません。紙に書いた症状がすべてです。)
4:薬物治療を受けると死亡する確率がごくわずかですが増えてしまいます。それをご理解下さい。
5:現在、我こそは線維筋痛症という患者さんの中で線維筋痛症患者さんは1/3です。線維筋痛症でなくても同じ治療を行います。線維筋痛症でなければ治療を受けないという医学理論は捨てた方が自分自身に利益をもたらします。
6:患者さん本人、家族も診察室内ではガムを噛まないで下さい。(その場合には必ずティッシュを渡してガムを出してもらいます。非常に気まずいことになります。)
7:受診当日は、起床後から患者さん本人も家族もタバコを吸わないで下さい。(家族がタバコ臭い場合には退室していただいています。次の患者さんに迷惑をかけないためです。)
8:診察室の中では携帯電話で話をしないで下さい。(話している間は私は隣の診察室で次の患者さんの診察をしています。)
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by fibromyalgia11 | 2011-11-11 00:04 | FMの雑感

各診療科医師と線維筋痛症

 各診療科の医師が線維筋痛症を治療する際に有利、不利があります。

整形外科
 線維筋痛症やそのグレーゾーンの患者さんが最も受診する機会が多い診療科です。しかし、線維筋痛症を最も敵視している診療科です。
 線維筋痛症と鑑別すべき疾患である関節リウマチに関する知識がある点が長所です。腰痛を引き起こす脊椎疾患に関する知識がある点も長所です。しかし、通常の業務は視診、レントゲン、MRIなどにより行われているため、目に見えない異常は精神疾患であると考え安い点が短所です。抗うつ薬の使用方法あまり知らない点も欠点です。特に、勤務医の場合には手術適応がない疾患には関心がない医師が多いことも欠点です。

精神科
 従来、心因性疼痛や身体表現性障害、仮面うつ病と診断した場合には精神科に紹介されていました。
 抗うつ薬の使用方法に精通していることが長所です。線維筋痛症やそのグレーゾーンの患者さんは精神疾患をしばしば合併していますが、精神疾患の治療には最も精通しています。抗精神病薬の使用法に関する知識は他の診療科の追随を許しません。しかし、痛みはうつ病の一症状であるという医学理論や身体表現性障害(身体化障害、疼痛性障害)を信じ続けるとうつ病の治療を線維筋痛症に持ち込んでしまい治療性成績がいつまでも向上しません。

ペインクリニック
 痛みの専門家です。
 神経障害性疼痛の治療に精通しています。どの薬物が経障害性疼痛に有効であるのかは当然よく知っていますが、具体的な使用方法を正しく理解していない場合があります。その場合2,3種類の薬を当初から同時に使用します。神経ブロックの技術は他の追随を許しませんが、線維筋痛症にもしばしば神経ブロックを持ち込んでしまうことが欠点です。

リウマチ科(内科系)
 線維筋痛症と鑑別すべき膠原病に精通しています。
 線維筋痛症と鑑別すべき膠原病に精通しており、それらの鑑別を適切に行うことが長所です。膠原病を合併している際の治療に精通している点も長所です。しかし、線維筋痛症を膠原病の一疾患と見なして、膠原病の治療をおこないやすいことは欠点です。

内科
 医師数が多く、医療業界の中心です。
 全身管理ができることが長所です。線維筋痛症患者が内科疾患を合併している場合にはその治療ができることが長所です。うつ病の治療もある程度可能なことも長所です。しかし、神経障害性疼痛の治療には精通していないことが欠点です。

慢性痛科
 痛みを専門にするが、手術やブロックをしない(できない)診療科です。私はここに含まれます。
 線維筋痛症を中心にした中枢性過敏症候群を診療の中心にしているため、最も線維筋痛症を適切に治療します。ただし、この診療科は日本には存在しません。私が個人的に創作した診療科です。日本には存在しない診療科ですが、この診療科が必要と考えています。

 精神科とペインクリニックの医師は線維筋痛症を認めるとすぐに正しい治療が可能です。ただし、医師数が少ないこと、精神科は精神疾患の治療のみで手一杯の現状、ペインクリニックは麻酔科と兼務する場合が多く忙しすぎるため神経ブロックの対象になる患者さんの治療で手一杯の現状が問題です。正しい治療を行うためには前述した悪い癖(線維筋痛症を治療する際には悪い癖)を捨てる必要があります。
 整形外科と内科は医師数が多いことが特徴です。線維筋痛症を認めるのみでは適切な治療はできません。神経障害性疼痛の治療を勉強する必要があります。しかし、それは逆に変な癖がついていない場合には正しく線維筋痛症の治療を実行できることを意味します。
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by fibromyalgia11 | 2011-11-08 20:55 | FMの雑感
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
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