カテゴリ:神経障害性疼痛( 36 )


糖尿病性神経障害性疼痛に対するリリカの長期成績


日本:無作為振り分け、二重盲検、偽薬対照の14週の研究で日本人のDiabetic peripheral neuropathy (DPN)に対するpregabalinの有効性を示した。 方法: 前述の二重盲検法の研究から123人の患者が52週の非盲検研究に参加. 対象者はpregabalin 150-600 mg/dayを内服。痛みはthe short-form McGill pain questionnaire (SF-MPQ: 全点数, VASと現在の痛みの強さ)を用いて評価。結果:  SF-MPQによる効果指標によると、治療期間で遺体は軽減. 最終評価時のVASと現在の痛みの変化は各々-25.4 mm と-0.7であり, pregabalinの鎮痛効果を示す. 頻繁に報告された副作用は眠気、体重増加、めまいと末梢の浮腫であるが大部分は軽度から中等度. pregabalinの長期投与による安全性の問題はなかった。
J Diabetes Investig. 2011 Nov 30;2(6):457-63. doi: 10.1111/j.2040-1124.2011.00122.x.
Efficacy and safety evaluation of pregabalin treatment over 52 weeks in patients with diabetic neuropathic pain extended after a double-blind placebo-controlled trial.
Satoh J1, Yagihashi S2, Baba M3, Suzuki M4, Arakawa A4, Yoshiyama T5.
•1Department of Diabetes and Metabolism, Iwate Medical University, Morioka, Iwate.
•2Department of Molecular Pathology, School of Medicine, Hirosaki University, Hirosaki.
•3Department of Neurology, Aomori Prefectural Central Hospital, Aomori.
•4Clinical Research.
•5Clinical Statistics, Pfizer Japan Inc., Tokyo, Japan.
[PR]

by fibromyalgia11 | 2014-05-26 20:15 | 神経障害性疼痛

神経障害性疼痛、心因性疼痛の治療


方法: 2011年に行われた疫学調査で見られた持続的な慢性痛の660人に再びアンケートを送る。588人 (反応率90 %)から反応あり。結果:588人の反応者のうち, 365人 (62 %)が持続性慢性痛を訴える。そのうち, 128人 (35 %)は今だに治療を受けており19人 (53 %) は治療中止. 治療の満足の程度は低く, 患者の66 %は治療を受ける医療機関を変えた. 治療機関を変えたり中断した理由は"治療に効果がない," "十分な時間がない," "自分自身で治療できる," そして"治療の必要がないようだ". 慢性痛患者の20%で神経障害性疼痛があることが示唆された。PainDETECT Scoreが増加すると, VASの点数は増加し医療機関を変える事が多くなる。The Pain Catastrophizing Scale点数はVASの点数と正の相関。The Hospital Anxiety and Depression Scale 点数はVAの点数と痛みの期間に有意に相関。考察:この研究の結果は、筋骨格痛の慢性の経過は以下の要因に起因するかもしれないことを示す: (1)神経障害性疼痛やpsychogenic painの治療の適切な治療の不足, そして(2)慢性筋骨格筋痛の患者の間の不十分な認知度/知識.
J Orthop Sci. 2014 Apr 16. [Epub ahead of print]
Investigation of chronic musculoskeletal pain (third report): with special reference to the importance of neuropathic pain and psychogenic pain.
Nakamura M1, Nishiwaki Y, Sumitani M, Ushida T, Yamashita T, Konno S, Taguchi T, Toyama Y.
•1Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, Keio University, 35 Shinanomachi, Shinjuku, Tokyo, 160-8582, Japan,
[PR]

by fibromyalgia11 | 2014-04-20 12:58 | 神経障害性疼痛

変形性関節症における神経障害性疼痛


保存的治療に反応しない全身のOA患者を集めてリウマチ部門又は鎮痛部門で静注lignocaine治療を計画。効果判定は痛みの感覚、精神、および社会的な観点を含むアンケートで行った。対象は17人の女性 (60.7 %) と11人の男性 (39.3 %) で治療時の平均年齢は59 ± 11 歳. NRS scoresによる鎮痛の平均は30.2 ± 21.4 %であり鎮痛の平均期間は10 ± 6週. 痛みの強さ (p < 0.001), 鎮痛 (p < 0.003) および運動性 (p < 0.003)はlignocaine点滴治療後には有意に改善. OA患者の一群では静注lignocaine後に痛みは有意に軽減.
Rheumatol Int. 2013 Nov 10. [Epub ahead of print]
Osteoarthritis pain has a significant neuropathic component: an exploratory in vivo patient model.
Duarte RV, Raphael JH, Dimitroulas T, Sparkes E, Southall JL, Ashford RL, Kitas GD.
Faculty of Health, Centre for Health and Social Care Research, Birmingham City University, Room 220, Ravensbury House, Westbourne Road, Birmingham, B15 3TN, UK,
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-11-17 15:05 | 神経障害性疼痛

変形性膝関節症における手術の既往と神経障害性疼痛の関連


患者と方法: 139人の膝 OA患者を二次医療から集められ、PainDetect questionnaire (PD-Q ), 痛みの強さのVAS, およびthe Western Ontario MacMaster questionnaire (WOMAC)を調べた。以前人工関節置換を受けた患者は除外。結果:ほぼ75%の患者は 非-zero PD-Q scoresであり, 患者の34% はpossible神経障害性疼痛(NP)に相当する PD-Q scores。PD-Q scoresと症状の期間, 性別とレントゲン上の変形の強さには関連はない。 Possible NPは (p < 1 × 10-3)生活の質の悪い点数, 悪い睡眠点数, 痛みの程度が強い事, WOMAC painが悪い事, こわばりと機能点数と強く関連する。以前の手術の既往(関節鏡, 靭帯修復あるいは半月版摘出術) はNPと強く関連する (odds ratio [OR] = 6.86; 95% CI = 1.78-26.43; p < 0.005)。痛みの強さで補正してもこの関連は有意であり (OR = 6.37; 95% CI = 1.55-26.11; p < 0.010)、膝の手術の既往と痛みの他の指標の関連はPD-Q点数で介在される。
Semin Arthritis Rheum. 2013 Oct 8. pii: S0049-0172(13)00205-9. doi: 10.1016/j.semarthrit.2013.10.001. [Epub ahead of print]
History of knee surgery is associated with higher prevalence of neuropathic pain-like symptoms in patients with severe osteoarthritis of the knee.1請求
Valdes AM, Suokas AK, Doherty SA, Jenkins W, Doherty M.
Academic Rheumatology, Clinical Sciences Building, Nottingham City Hospital Hucknall Road, Nottingham NG5 1PB, UK. Electronic address: ana.valdes@nottingham.ac.uk
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-11-09 15:32 | 神経障害性疼痛

脊髄損傷後神経障害性疼痛の大脳の変化


脊髄損傷(SCI)後に慢性神経障害性疼痛になった10人と10人の健常人がFDG-PET, T1-anatomical MRI and diffusion tensor imagingを受ける。健常人と比べると患者では、左背外側前頭前皮質の代謝と灰白質の容積が減少し,内側前頭前皮質の代謝減少と両側の前部(の)島皮質とsubgenual前帯状皮質の灰白質の容積減少も見られた。これらの脳の部位は感情と認知の過程により痛みの調節を行う。皮質脊髄路と視床皮質の一部としての、大脳脚を含む右内包pre-and post-central 白質, および前頭白質 の平均拡散(mean diffusivity:MD)の低下が患者で見られた。さらに, 前頭白質のMD値の低下は患者の内側前頭前皮質の代謝の低下と関連する。これらの結果は白質の変化は患者の痛み調節の異常や運動障害を暗示することを示す。
Brain Res. 2013 Oct 11. pii: S0006-8993(13)01370-X. doi: 10.1016/j.brainres.2013.10.007. [Epub ahead of print]
Cortical and white matter alterations in patients with neuropathic pain after spinal cord injury.
Yoon EJ, Kim YK, Ik Shin H, Lee Y, Kim SE.
Department of Nuclear Medicine, Seoul National University College of Medicine, 103 Daehak-ro, Jongno-gu, Seoul 110-799, Republic of Korea; Department of Nuclear Medicine, Seoul Metropolitan Government Seoul National University Boramae Medical Center, 20, Boramae-ro 5-gil, Dongjak-gu, Seoul 156-707, Republic of Korea.

 対照群が健常人であるため注意が必要です。脊髄損傷であるから脳に変化が起こったのか、脊髄損傷後神経障害性疼痛でるから脳に変化が起こったのかが不明です。神経障害性疼痛ではない脊髄損傷を対照群にすればいずれであるのかがわかります。
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-10-20 17:27 | 神経障害性疼痛

神経障害性疼痛の薬物治療の中心は線維筋痛症の薬物治療


 神経障害性疼痛の薬物治療は例外(三叉神経痛、初期の複合性局所疼痛症候群、群発頭痛や片頭痛の発作時など)を除けば、類似しています。実は神経障害性疼痛の薬物治療の中心は線維筋痛症の薬物治療なのです。有効な根拠がある薬の数が最も多い神経障害性疼痛はほぼ間違いなく線維筋痛症なのです。有効な根拠があるとは二重盲検法を用いた研究が一つ以上あるとここでは定義します。
 つまり、線維筋痛症に有効な薬を知っていれば、その他の神経障害性疼痛の薬物治療においてもあたらずと言えども遠からずの治療が可能なのです。線維筋痛症に有効性の根拠がなく、他の神経障害性疼痛に有効とされている薬はメキシチールくらいです。メキシチールは心臓の薬です。線維筋痛症あるいはその不完全型の患者さん数人にメキシチールを使用したことがありますが、動悸の副作用が頻発し、以後は使用していません。
 私はスタメン(http://p.booklog.jp/book/74033)と個人的に命名した線維筋痛症に優先使用する薬を他の神経障害性疼痛に使用しました。ある程度有効です。他の神経障害性疼痛に有効な根拠がある薬よりも、スタメンの方が薬の数が圧倒的に多いため治療の選択肢が増えます。
 線維筋痛症を認める、認めないは意味のない議論です。ほとんどの神経障害性疼痛には線維筋痛症の薬物治療が有効なのです。ほとんどの神経障害性疼痛に対して線維筋痛症の薬物治療を用いれば治療成績が向上するのです。スタメンの中には対照群のない研究で有効性が示された薬もあります。それらの薬を線維筋痛症やその不完全型以外の痛みに使用するとある程度有効です。
 日本では高名な医師を含む多くの医師が線維筋痛症を認めていません。医師の役割は自分の信じる医学理論を患者に押し付けることではありません。現時点で実施可能な治療方法の中で、目の前にいる患者さんの治療成績が最も高くなる治療を実施することです。それがすべてです。

痛みが3か月以上持続する痛みを慢性痛と定義することが多いのです。痛みが3ヶ月未満であれば急性痛です。その診断は簡単です。
 痛みが3ヶ月も持続すれば中枢性過敏(central sensitization)が起こると私は考えています。つまり中枢性神経障害性疼痛です。
 この二つのことを総合すると慢性痛はすべて神経障害性疼痛です。正確には神経障害性疼痛単独か、神経障害性疼痛と侵害受容性疼痛の合併です。
 今まで神経障害性疼痛は痛みの中で少数派であると推測されてきました。アンケート形式で神経障害性疼痛を見つけ出す努力が行われてきました。しかし、侵害受容性疼痛との合併まで含めると痛みの大部分は神経障害性疼痛であろうと推測されます。
 つまり、神経障害性疼痛の治療薬は多くの痛みに有効なのです。痛みの中で害受容性疼痛単独を見つけ出せばよいのです。今までの診断とは全く逆です。
 例えば、変形性関節症の大部分は3か月以上継続します。そのため、変形性関節症による痛みの大部分は神経障害性疼痛と侵害受容性疼痛の合併です。リリカ、サインバルタが変形性関節症に有効と言う論文は多数あります。アメリカでは変形性膝関節症にサインバルタを使用することが正式に認められています。サインバルタは抗うつ薬です。抗うつ薬の鎮痛効果は抗うつ効果を介した間接的な鎮痛効果ではなく、直接的な鎮痛効果です。正確に言えば神経障害性疼痛への直接的な鎮痛効果です。

 痛みの大部分は神経障害性疼痛であること、大部分の神経障害性疼痛には線維筋痛症の薬物治療が有効なことをあわせて考えると、線維筋痛症の薬物治療は多くの痛みに有効であることがわかります。不完全型線維筋痛症のみならず、多くの痛みに線維筋痛症の薬物治療は有効なのです。線維筋痛症でなければ治療方法がないという医学理論を私は理解できません。同様に、線維筋痛症でなければ治療を受けないと言う価値観も私は理解できません。
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-09-16 11:39 | 神経障害性疼痛

子供時代の認知能力は成人時の身体症状と負の相関


認知能力は子供時代の機能性身体症状(functional somatic symptoms:FSS)と負の相関。子供時代の認知能力が低いことは成人時のFSSを予測するかもしれない。方法: 1958 British birth cohortから14 068人が参加し, 認知能力を11歳時に評価。身体症状を23, 33 および42歳児に評価。自己報告のirritable bowel syndrome (IBS), chronic fatigue syndrome/myalgic encephalomyelitis (CFS/ME) およびoperationally 定義したCFS様疾患を42歳時に評価。結果: 11歳時の認知能力が低いことは23, 33 および42歳時の身体症状に関連する。性別、子供時代の内面化の問題、以前の身体症状、および同時に起こっている精神症状で補正すると、子供時代の認知能力はやはり23歳時の身体症状 (β=-0.060, 95% CI -0.081 to -0.039, p<0.01), 33 歳時の身体症状 (β = -0.031, 95% CI -0.050 to -0.011, p<0.01)と負の相関があるが, 42 歳時の身体症状とは相関せず。全般的には、子供時代の認知能力が低いこととCFS/ME, CFS様疾患およびIBSには明確な相関はない. 認知能力と23歳時の身体症状の関連は親の社会階層が低いことにより弱くなるが, 親がよい成績を期待することの主観的な指標では弱くならない。まとめ: 子供時代の認知能力が低いことは成人時の身体症状を予測するが成人時のCFS/ME, CFS様疾患および IBSを予測しない。 初期の研究では、親がよい成績を期待することは早期のFSSの発生に重要な役割を果たすが、この期待は成人時の身体症状又は機能的身体症候群には関連しないようである。
J Epidemiol Community Health. 2013 Sep 10. doi: 10.1136/jech-2013-202850. [Epub ahead of print]
The prospective association between childhood cognitive ability and somatic symptoms and syndromes in adulthood: the 1958 British birth cohort.Kingma EM, Rosmalen JG, White PD, Stansfeld SA, Clark C.
University of Groningen, University Medical Center Groningen, Department of Psychiatry, Interdisciplinary Center Psychopathology and Emotion regulation (ICPE), Groningen, The Netherlands.
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-09-16 09:01 | 神経障害性疼痛

痛みの大部分は神経障害性疼痛


 痛みが3か月以上持続する痛みを慢性痛と定義することが多いのです。痛みが3ヶ月未満であれば急性痛です。その診断は簡単です。
 痛みが3ヶ月も持続すれば中枢性過敏(central sensitization)が起こると私は考えています。つまり中枢性神経障害性疼痛です。
 この二つのことを総合すると慢性痛はすべて神経障害性疼痛です。正確には神経障害性疼痛単独か、神経障害性疼痛と侵害受容性疼痛の合併です。
 今まで神経障害性疼痛は痛みの中で少数派であると推測されてきました。アンケート形式で神経障害性疼痛を見つけ出す努力が行われてきました。しかし、侵害受容性疼痛との合併まで含めると痛みの大部分は神経障害性疼痛であろうと推測されます。
 つまり、神経障害性疼痛の治療薬は多くの痛みに有効なのです。痛みの中で害受容性疼痛単独を見つけ出せばよいのです。今までの診断とは全く逆です。
 
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-09-08 10:25 | 神経障害性疼痛

神経障害性疼痛を見つけ出すアンケート(LANSS、painDETECT )の無効性


神経障害があると推測される頚/上肢痛の患者でThe neuropathic pain special interest group (NeuPSIG) of the International Association for the Study of Painが提案した神経障害性疼痛のgrading systemを評価 (i)このgrading systemの臨床的な適用; (ii)コホート患者のNePを見つけだす上での二つのNeP アンケート (Leeds Assessment of Neuropathic Symptoms and Signs pain scale (LANSS); painDETECT questionnaire (PD-Q))の適合性および; (iii) NeuPSIG 分類系と二つのNePアンケートにおけるNePを見つけだす上での一致のレベル. 患者(N=152; 年齢52 ± 12歳; 53%は男性) はcompleted the PD-Q およびLANSSのアンケートに答え包括的な臨床検査を受けた。かなりの時間と専門的な技術は必要であるが、The NeuPSIG grading systemはこのコホート患者に適用できる。二つのアンケートは臨床的にdefinite NePに分類された患者の多くを見つけだすことはできなかった (LANSS 感度22%, 特異度88%; PD-Q 感度64%, 特異度62%)。PD-Q およびLANSSの有効性を検証した研究での感度と比べて本研究で感度が低いことは研究対象の臨床的な特徴の差を反映しているのかもしれない.頚/上肢痛患者のNeP を見つけだすLANSS およびPD-Qの 診断的な正確性は限定的。
Pain. 2013 Aug 21. pii: S0304-3959(13)00460-0. doi: 10.1016/j.pain.2013.08.018. [Epub ahead of print]
Identification of neuropathic pain in patients with neck/upper limb pain: application of a grading system and screening tools.
Tampin B, Briffa NK, Goucke R, Slater H.
School of Physiotherapy, Curtin Health Innovation Research Institute, Curtin University, Perth, Western Australia; Department of Physiotherapy, Sir Charles Gairdner Hospital, Perth, Western Australia; Department of Neurosurgery, Sir Charles Gairdner Hospital, Perth, Western Australia.

 LANSS、PainDETECTが有用ではないという論文です。3か月以上持続する痛みでは恐らく侵害受容性疼痛単独は存在しないため、その二つのアンケートは不要です。この論文ではgrading systemは有用となっていますが、頸痛や上肢痛患者で神経障害があると推測される患者に限定しているため当然といえば当然です。頸痛や上肢痛患者で神経障害はないと推測される患者を含めればgrading systemは有用とはならないと思います。
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-09-01 10:11 | 神経障害性疼痛

脊髄損傷後神経障害性疼痛への薬物治療(系統的総説)

 
脊髄損傷に関連した神経障害性疼痛に関する系統的総説。効果の結果は11-pointのNRSまたは100 mm VASで痛みが軽減および≥30% 又は≥50%の痛みの軽減を達成した患者の割合。結果:9つの研究は1つのpregabalin研究(n = 136)を除き100人未満の研究。NRSの結果のStandard errorsはしばしば報告されない。 偽薬に対する11-point NRSによる疼痛軽減の概算はpregabalin で-1.72, amitriptyline で-1.65、duloxetine で-1.0, levetiracetamで -1 (中央値)、gabapentin で-0.27, lamotrigine で1 (中央値), そしてdronabinol で2。偽薬に対して30%痛みが軽減するRisk ratiosはlevetiracetam で0.71、 pregabalin で2.56, そして50%の改善ではlevetiracetam で0.94、pregabalin で2.91. メタ解析の比較では偽薬に比べてpregabalinおよび tramadolは有意に副作用が多いが, 偽薬と比べても治療中断には有意差はない。
J Pain Res. 2013 Jul 11;6:539-47. doi: 10.2147/JPR.S45966. Print 2013.
Systematic review and comparison of pharmacologic therapies for neuropathic pain associated with spinal cord injury.
Snedecor SJ, Sudharshan L, Cappelleri JC, Sadosky A, Desai P, Jalundhwala YJ, Botteman M.
Pharmerit International, Bethesda, MD, USA.
[PR]

by fibromyalgia11 | 2013-07-28 21:10 | 神経障害性疼痛
line

世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
line