線維筋痛症の睡眠障害

32人のFM患者と20人の健常人の睡眠構造を評価。the International Federation of Clinical Neurophysiologyの勧告に従い, polysomnographiesを行う。FM患者は睡眠周期が変化しており、大脳皮質の覚醒と関連した周期的下肢運動の数が増える。呼吸と酸素測定法やalpha-delta睡眠には有意差なし。これはFM患者は浅い睡眠が増え、深い睡眠が減少し、周期的下肢運動が増えることを示す。
Psicothema. 2011 Aug;23(3):368-73.
Sleep architecture in patients with fibromyalgia.
Besteiro González JL, Suárez Fernández TV, Arboleya Rodríguez L, Muñiz J, Lemos Giráldez S, Alvarez Fernández A.
Universidad de Oviedo.
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-24 09:10 | FMの検査

線維筋痛症の治療の中心は神経障害性疼痛の治療

 世界標準の線維筋痛症は中枢性過敏症候群(central sensitivity syndrome:CSS)に含まれています。つまり、神経障害性疼痛に含まれています。神経障害性疼痛は一般的には末梢性神経障害性疼痛と中枢性神経障害性疼痛に分類されています。CSSには中枢性神経障害性疼痛、うつ病、不安障害などが含まれています。
 原因が末梢神経にある疼痛が末梢性神経障害性疼痛であり、疼痛の原因が末梢神経と中枢神経(脊髄と脳)にある疼痛が中枢性神経障害性疼痛です。末梢性神経障害性疼痛と中枢性神経障害性疼痛の治療は厳密には異なりますが、ほぼ同じです。
 私が知る限り有効な治療方法が最も多い神経障害性疼痛の一つが線維筋痛症です。グレーゾーンまで含めると有病率が人口の約20%、治療方法の多さ、症状の多彩さの点で線維筋痛症は神経障害性疼痛の中心的疾患です。世界標準の医学では神経障害性疼痛には神経障害性疼痛の治療が行われます。線維筋痛症は神経障害性疼痛の中心的疾患ですので当然といえば当然です。
 しかし、日本ではリウマチや膠原病を専門にする医師が線維筋痛症を治療することが多いためリウマチや膠原病的な治療が行われることが多いのです。すなわちステロイドが頻繁に使用されます。また、線維筋痛症を述べる際、中枢性過敏症候群が語られることがほとんどなく、リウマチや膠原病との合併が頻繁に述べられます。
 今までは日本は線維筋痛症を取り入れていなかったため、世界から後ろ指を指されていました。今後、日本に線維筋痛症が取り入れられる際に、リウマチ的な線維筋痛症や膠原病的な線維筋痛症が取り入れられたのでは再び世界から後ろ指を差されてしまいます。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-23 22:45 | FMの治療総論

線維筋痛症に有効な治療と線維筋痛症以外に有効な治療は区別しましょう

 線維筋痛症に有効な治療を、線維筋痛症とは異なる疾患に有効な治療は区別すべきです。それを混同すると大混乱に陥ります。癌型の線維筋痛症に抗癌剤が有効、あるいは肺炎型の線維筋痛症に抗生物質が有効という医学理論は間違っています。抗癌剤が有効である病気は癌であって、線維筋痛症ではありません。抗生物質が有効である病気は肺炎であって線維筋痛症ではありません。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-23 22:27 | FMの薬物治療総論

国内学会と国際学会の一般演題における線維筋痛症、慢性広範痛症、複合性局所疼痛症候群の演題数の比較

日本ペインクリニック学会43、44回大会と12th 、13th World Congress on Painの一般演題における線維筋痛症、慢性広範痛症、複合性局所疼痛症候群の演題数の比較
 2010.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

【目的】日本と世界の学会における線維筋痛症(FM)、慢性広範痛症(CWP)の普及度を調べた。【方法】日本ペインクリニック学会43、44回大会(国内学会)と12th 、13th World Congress on Pain(国際学会)の一般演題におけるFM、CWP、複合性局所疼痛症候群(CRPS)の演題数を比較した。両学会の一般演題の演題名にFM、CWP、CRPS又は反射性交感神経性ジストロフィー(reflex sympathetic dystrophy)が入っている演題数を調べた。【結果】国内学会の一般演題620演題中、FMの演題は7題(1.1%)(3題が演者の演題)、CWPの演題が2題(0.3%)(2題はFMの演題と同一でありすべて演者の演題)、CRPSの演題が30題(4.8%)であった。国際学会の一般演題3309演題中、FMの演題は114題(3.4%)、CWPの演題が9題(0.3%)(2題はFMの演題と同一)、CRPSの演題が68題(2.1%)であった。【考察】FMやCWPはcentral sensitivity syndrome(中枢性過敏症候群)の典型であり、FMの有病率は約2%、FMを含むCWPの有病率は約10%と推測されている。世界におけるFMやCWPの重要性と日本での現状は両学会におけるCRPSとFM、CWPの演題数の差に反映されている。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-23 21:51 | FMの疫学

日本の麻酔科医・ペインクリニック医における線維筋痛症・慢性広範痛症の普及度

日本の麻酔科医・ペインクリニック医における線維筋痛症・慢性広範痛症の普及度
 日本ペインクリニック学会第44回大会
 2010.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

【目的】日本ペインクリニック学会第44回大会に参加した日本の麻酔科医・ペインクリニック医への慢性広範痛症(CWP)や線維筋痛症(FM)の普及度を調べた。【方法】一般演題の演題番号の下2桁が6で割れる数字の演者36人(麻酔科医・ペインクリニック医)に以下の質問を行った。CWPの概念を知っていますか。FMという病気が存在すると考えていますか。FM患者を何人治療しましたか。【結果】CWPの概念を知っている者は3人(8.3%)、名前は知っているが概念は知らない者は1人(2.8%)、CWPの概念を知らない者は32人(88.9%)であった。35人中(1人は記載不備で不明)、FMは存在すると考えている者は22人(62.9%)、FMは存在しないあるいは存在が怪しいと考えている者は5人(14.3%)、わからないと答えた者は8人(22.9%)であった。今までに治療したFM患者の数は10-20患者が1人(2.8%)、約10患者が1人(2.8%)、3患者が2人(5.6%)、2患者が4人(11.1%)、1患者が3人(8.3%)、1患者もいない者が25人(69.4%)であった。【考察】日本の麻酔科医・ペインクリニック医にFMは少し普及してきたが、CWPはほとんど普及していない。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-23 21:48 | FMの雑感

日本の麻酔科医・ペインクリニック医の2/3は心因性疼痛が存在すると信じている

日本の麻酔科医・ペインクリニック医の2/3は心因性疼痛が存在すると信じている
 日本ペインクリニック学会第44回大会
 2010.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

【目的】日本の麻酔科医・ペインクリニック医のうち心因性疼痛単独が存在すると考えている者の割合を調べた。【方法】日本ペインクリニック学会第44回大会の一般演題の演題番号の下2桁が6で割れる数字の演者36人に心因性疼痛単独が存在すると考えているかどうかを尋ねた。【結果】記載不備のため1人の回答はわからなかった。35人中、心因性疼痛単独があると信じている者は23人(65.7%)、ないと信じている者は10人(28.6%)、どちらかわからない者は2人(5.7%)であった。【考察】心因性疼痛単独の存在の有無により神経障害性疼痛の意味合いが異なる。疼痛の原因の観点から疼痛は侵害受容性疼痛、神経因性疼痛(または神経障害性疼痛)、心因性疼痛の三つに分類されていた。日本語の教科書の多くにその由の記述がなされている。しかし、疼痛の原因の観点から疼痛は侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛の二つ、あるいは侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、両疼痛の合併の三つに分類されると考える医師が徐々に増えている。英語論文ではpsychogenic painという用語はほとんど用いられなくなった。心因性疼痛単独の存在の有無は世界医学と日本医学の差の1つである。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-23 21:47 | FMの雑感

線維筋痛症患者における初診時の症状の男女差

線維筋痛症患者における初診時の症状の男女差
 日本ペインクリニック学会第44回大会
 2010.7.21-23 松山市
 廿日市記念病院リハビリテーション科
  戸田克広 

【目的】初診時に線維筋痛症(FM)の診断基準を満たした患者における初診時の症状の男女差を調べた。【方法】線維筋痛症患者が初診した際の圧痛点の数、対照点の数、VAS、global-VAS、face scale、short-form McGill pain questionnaire(SF-MPQ)、FIQを比較した。【結果】女性91人(12-83歳、平均48.5歳)、男性21人(27-67歳、平均48.2歳)、であった。女性と男性の圧痛点の数(13.9vs14.2)、対照点の数(2.6vs3.4)、VAS(70.9vs77.2)、global-VAS(52.7vs62.2)、face scale(12.9vs13.8)、SF-MPQのtotal pain rating index(22.8vs27.5)とevaluative overall intensity of total pain experience(3.3vs3.8)、FIQ(69.2vs79.9)であり、いずれもMann-Whitney U-testにおいて統計学的有意差はなかった。【考察】FM患者の症状には有意差はなかったが、男性の方が症状が重篤な傾向があった。演者は平日の午前中に交通の便の悪い場所で診療を行っているため、就労中の患者は受診が困難である。男性の方が女性より就労中である割合が多いことがその原因かもしれない。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-23 21:45 | FMの症状

抗欝薬、抗痙攣薬、抗不安薬、睡眠薬内服中は自動車運転禁止


戸田克広:眠気を引き起こす薬物の添付文書における問題点—本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意することー 臨床精神医学37(6)831, 2008
 
戸田克広:向精神薬の添付文書における自動車の運転等についての記載は修正すべき 精神科治療学 24 (12) 1534-1535, 2009

 日本の法制度や社会制度の問題点の1つは法律など文章化されていることと実態が解離している頻度が多いことです。
 私は慢性痛を専門としています。抗うつ薬・抗けいれん薬を慢性痛に対する痛み止めとして使用しています。パニック障害が合併する場合には抗不安薬を一時的に使用しています。もちろん抗うつ薬はうつ病の薬ですのでうつ病患者にも使用されています。添付文書と言って薬を使用する際の注意書きがあり、医師はそれを読んで薬を処方することになっています。その添付文書に問題があります。ほとんどすべて(私が知る限りすべて)の抗うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬は副作用で眠気を起こします。そのためほとんどの場合重要な基本的注意として「眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。」又は「眠気,注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので,本剤投与中の患者には,自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。」と記載されています。これは自動車を運転することは禁止という意味と解釈せざるを得ません。しかし、非常にわかりにくい表現です。ほとんどすべての抗うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬での記載です。これらの薬剤以外でも眠気の副作用がある場合には同様の記載です。パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロという抗うつ薬の添付文書には「眠気、めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。」と記載されています。自動車を運転することは注意すれば可能と言う意味です。パーキンソン病の薬であるビ・シフロールの場合には添付文書の初めに警告として「前兆のない突発的睡眠及び傾眠等が見られることがあるので、本剤服用中には、自動車の運転、機械の操作、高所作業等危険を伴う作業に従事させないよう注意すること。[「重要な基本的注意」、「副作用」の項参照]」と赤字で記載されています。自動車を運転してはならないのであればビ・シフロールの様な記載にすべきであり、自動車を運転してもよいのであればパキシル、ジェイゾロフト、レクサプロの様な記載にすべきです。製薬会社は責任を問われたくない、しかし売り上げを減らさないために「眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。」などという表現にしたのであると推測しています。これは詐欺的行為と思います。私は実名で医学論文中にこの問題を何度も取り上げています。製薬会社にこの問題を指摘したのですが、@@@@@@株式会社など「添付文書を直す権限を持っている機関と交渉する意志がない。」趣旨の返事(字面は丁寧ですが)が返って来ることがしばしばあります。その他多くの製薬会社にもこの問題を指摘したのですが「添付文書を直す機関にこの問題を指摘したが門前払いであった。その機関の名称を答えることは出来ない。」という返事があるのみです。厚生労働省にもこの問題をメールで指摘したのですが黙殺です。添付文書は医薬品医療機器情報提供ホームページからダウンロードできます。http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html
 添付文書上はてんかん患者は抗てんかん薬を飲んでいる間は自動車を運転できないことになります。もちろん、てんかん患者は抗てんかん薬を飲んでいない場合には運転が禁止されていると思います。この矛盾を解消すべきです。
 抗うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬以外にも添付文書上自動車の運転ができない薬はいくつかあります。その人たちが自動車の運転が出来ないと日本の経済は破綻します。どのように少なく見積もっても成人の1割は自動車を運転できなくなります。自動車が売れなくなります。通勤、買い物や自動車を運転することが必須の仕事ができなくなります。生産性が悪くなるのみならず、大量の失業者がでるため国家がその人たちの生活費を出す必要があります。
 眠気を起こす薬を自動車を運転する者に処方して事故が起これば、医師が責任を追及されるでしょう。自動車を運転する者に眠気を起こす薬を処方できないとなると、自動車を運転する者はまっとうな医療を受けることができなくなります。医師は患者さんのことを考え、危ない橋を渡っているのです。うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬を飲みながら自動車を運転して眠ってしまい、悲惨な事故が起きる可能性が高いと思います。
 現場の医師や薬剤師は矛盾した制度に苦しんでいます。抗うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬を飲みながら自動車を運転する患者を黙認せざるを得ません。私が知る限り実名でこの矛盾を指摘したのは私のみです。
 現実的な対処が必要です。抗うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬の添付文書を「眠気、めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。」と修正すべきです。
 担当官庁、担当大臣(自民党と民主党)、有名新聞、有名ニュース番組、日本医師会、日本精神神経学会にこの問題点を指摘しましたが現時点では無反応です。

 更に言えば睡眠薬を内服中も自動車の運転は禁止です。就寝前に睡眠薬を飲めば日中は自動車を運転してもよいと誤解している人がいます。「本剤の影響が翌朝以後に及び、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。 」と記載されています。

 添付文書の問題を実名で医学論文、医学書に記載している医師は私が知る限り日本では私のみです。日本の医師の皆様、現状がおかしいとお考えでしたら大騒ぎをしてください。私のみが大騒ぎしている現状はおかしいと思います。黙っていれば、医師は現状でよいと考えていると製薬業界からみなされてしまいます。

2012年12月に電子書籍を出版しました。 
抗不安薬による常用量依存―恐ろしすぎる副作用と医師の無関心、精神安定剤の罠、日本医学の闇― 第1版
http://p.booklog.jp/book/62140
 その書籍の中にさらに詳しく書いています。有料の本ですが、無料部分に記載しています。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-17 13:47 | 抗うつ薬

ペインビジョンの痛み度が低くても痛みが強いことがある

戸田克広:線維筋痛症を含むchronic widespread painおよびchronic regional pain患者における痛み度を含む評価指標の相関—PainVision™による痛み度の有用性と限界— 整形・災 54(6) 731-737, 2011

 Chronic widespread pain 患者21人(線維筋痛症患者は13人)とchronic regional pain患者3人において痛み度を含む様々な評価尺度を同一日に測定し、それらのすべての組み合わせのスピアマン順位相関係数を算出すると、平均値はFIQ、SF-MPQのtotal pain rating index、SF-MPQのevaluative overall intensity of total pain experience、face scale、VAS、g-VAS、SDS、PainVision™による痛み度、対照点の数、圧痛点の数の順であった。痛み度が小さい場合には、疼痛が軽い場合と疼痛が強い場合が混在している。痛み度のみで個人の疼痛を評価することは困難であり、他の指標を総合して判断すべきである。

 痛み度は痛みを客観的に評価していると考える者がいるが、実は痛み度には主観的な評価が含まれている。山田さんは痛み度が少ないからあまり痛くないと言う評価が実際に行われている。前述したように痛み度のみでは痛みを評価できず、VASなど他の指標も考慮して痛みの程度を推定する必要がある。それでは今までの痛みの評価方法と同じである。「田中さんの痛み度は40なのであまり痛くない。」とは言えず、「加藤さんの痛み度は30であり、藤原さんの痛み度は80なので、藤原さんの痛みの方が強い。」とも言えない。同一人物において痛み度80は痛み度40の2倍の痛みかどうかはわかっていない。ただし、恐らく同一人物においては痛み度80は痛み度40よりは痛いであろうことが推測される。そのため、同一人物の痛みの経過を測定する目的では使用可能かもしれない。
 痛み度は個人の痛みの測定ではなくグループ同士の痛みの比較には使用可能かもしれない。疾患Aの患者さん100人と疾患Bの患者さん100人の痛み度を比較すると、疾患Aと疾患Bのどちらが痛いかがわかるかもしれない。また、疾患Cの患者さん100人の治療前後の痛み度を比較すれば疾患Cに対するその治療方法の有効性を示すことができるかもしれない。
 痛み度のみでは個人の痛みを正しく示すことができないが、一部でそれが行われている。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-16 20:31 | FMの検査

ワーファリンにSSRI併用すると出血の危険性増加

後ろ向き研究。warfarinに抗うつ薬併用(n = 46) 、ワーファリンのみで抗うつ薬併用していな(n = 54)。過去6ヶ月間の医療記録を調べた。結果: warfarinに抗うつ薬を併用しても6ヶ月間にいかなる出血や大出血とも関連がない。しかし、warfarinにSSRIを併用すると出血が増える (odds ratio 2.6, 95% confidence interval, 1.01-6.4 P = 0.04). 他の要因を考慮してもSSRIの使用は依然として出血の危険因子。
Ther Drug Monit. 2011 Jul 2. [Epub ahead of print]
Bleeding Incidence With Concomitant Use of Antidepressants and Warfarin.Cochran KA, Cavallari LH, Shapiro NL, Bishop JR.
From the *Department of Pharmacy Practice and Administration, University of Missouri-Kansas City School of Pharmacy, Columbia, MO; and †Department of Pharmacy Practice, University of Illinois at Chicago College of Pharmacy, Chicago, IL.

現在飲んでいるSSRIを中止しないで下さい。ワーファリンとSSRIを併用している人は主治医と相談してください。
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# by fibromyalgia11 | 2011-07-16 15:27 | 抗うつ薬
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
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