圧痛点の診察方法
指立て伏せのできない一般人は最も端の関節を伸展位にして、指の長軸に垂直に力を加えた場合、10kgの力を出す事は非常に困難です。それを考慮すれば約4kgはそれほど困難ではありません。約4kgは厳密に4kgである必要はありません。約4kgなのです。健常人であれば指の最も端の関節を伸展位にして、指の長軸に垂直に力を加えればたとえ全力で押さえても圧痛がある部位が11を超える事はありません。特に、首周囲の圧痛点では痛いのではなく気持ちがよくなります。
大人が「痛い」というのは、「これ以上強い力で押さえないで下さい。これ以上の力で押さえるとあなたの手をはたくか、私が逃げます。」という警告です。