人気ブログランキング |

子供時代の認知能力は成人時の身体症状と負の相関


認知能力は子供時代の機能性身体症状(functional somatic symptoms:FSS)と負の相関。子供時代の認知能力が低いことは成人時のFSSを予測するかもしれない。方法: 1958 British birth cohortから14 068人が参加し, 認知能力を11歳時に評価。身体症状を23, 33 および42歳児に評価。自己報告のirritable bowel syndrome (IBS), chronic fatigue syndrome/myalgic encephalomyelitis (CFS/ME) およびoperationally 定義したCFS様疾患を42歳時に評価。結果: 11歳時の認知能力が低いことは23, 33 および42歳時の身体症状に関連する。性別、子供時代の内面化の問題、以前の身体症状、および同時に起こっている精神症状で補正すると、子供時代の認知能力はやはり23歳時の身体症状 (β=-0.060, 95% CI -0.081 to -0.039, p<0.01), 33 歳時の身体症状 (β = -0.031, 95% CI -0.050 to -0.011, p<0.01)と負の相関があるが, 42 歳時の身体症状とは相関せず。全般的には、子供時代の認知能力が低いこととCFS/ME, CFS様疾患およびIBSには明確な相関はない. 認知能力と23歳時の身体症状の関連は親の社会階層が低いことにより弱くなるが, 親がよい成績を期待することの主観的な指標では弱くならない。まとめ: 子供時代の認知能力が低いことは成人時の身体症状を予測するが成人時のCFS/ME, CFS様疾患および IBSを予測しない。 初期の研究では、親がよい成績を期待することは早期のFSSの発生に重要な役割を果たすが、この期待は成人時の身体症状又は機能的身体症候群には関連しないようである。
J Epidemiol Community Health. 2013 Sep 10. doi: 10.1136/jech-2013-202850. [Epub ahead of print]
The prospective association between childhood cognitive ability and somatic symptoms and syndromes in adulthood: the 1958 British birth cohort.Kingma EM, Rosmalen JG, White PD, Stansfeld SA, Clark C.
University of Groningen, University Medical Center Groningen, Department of Psychiatry, Interdisciplinary Center Psychopathology and Emotion regulation (ICPE), Groningen, The Netherlands.

by fibromyalgia11 | 2013-09-16 09:01 | 神経障害性疼痛
line

世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
line