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抗不安薬による股関節骨折の増加


方法. 後ろ向きデータべース解析。2000年から200年までのLongitudinal Health Insurance Database (LHID)から外来患者の請求データを集め, それは台湾の約2300万人の入院患者と外来患者の医療請求を含む。股関節骨折(ICD codes)の診断を受けた全患者をデータベースから同定した。2003年版の Beers' criteriaに基づいて短期作用型および長期作用型BZDの投与量の処方を高齢者の不適切使用と定義。多重ロジスティック回帰により不適切な可能性のあるBZD使用(potentially inappropriate benzodiazepine use:PIBU)と骨折の関連を調べた。結果: データベースから65歳以上の患者62,023人のデータを集めた。2000年から2003年にかけて、短期作用型BZDと長期作用型BZDを使用する高齢者の割合は, 各々28.1 から25%、および 19.5から14.5%に減少(P<0.001)。年齢、性別、合併症、その他の投薬やすべての共変量で補正すると、台湾でBZDを内服する高齢者が股関節骨折を引き起こす危険性 (∼50%)は有意である (4年間の補正OR: 1.57, 1.38, 1.68, 1.45).
Int J Psychiatry Clin Pract. 2010 Mar;14(1):47-52. doi: 10.3109/13651500903434461.
Trends of benzodiazepine prescribing and the risk of hip fracture in elderly patients in Taiwan: A population-based study.
Chan AL1, Lin SJ.
•1Department of Pharmacy, Chi Mei Medical Center, Tainan, Taiwan.

by fibromyalgia11 | 2014-06-15 17:18 | 抗不安薬の常用量依存
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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