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中枢性過敏症候群


単純には末梢入力に対する中枢神経系の増幅した反応と定義された中枢性過敏(Central sensitization:CS)は臨床医学には大変重要な概念。これは、ありふれた疾患であるFMS, 過敏性腸症候群、外陰部痛、頭痛、慢性骨盤痛、その他の重なる病態(これらをまとめて中枢性過敏症候群central sensitivity syndromes, or CSSと呼ぶ)の病因を説明する際有用である. これはCRPS, OA, RAおよび術後痛の痛みにも適用できる。CSSにおける病因と痛みのギャップはCSにより説明しうる。FMSやその他のCSSの多くの患者は末梢に病因、つまり筋の侵害受容性の部位、関節炎、細い線維のneuropathy および炎症がある。炎症を促進するcytokinesはいくらかの患者では上昇。OAやRAのような構造的異常のある患者におけるCSの同定は、なぜNSAIDや関節置換手術が全員に有効とは限らないか、そしてCSに対する治療が必要かのの説明に役に立つ。Glial 細胞は痛みの処理に重要。著しい進歩は、痛みを誘発する時のみではなく安静時の痛みの際の灰白質および白質の可視化を含む神経画像の実施. CSの機序に基づくと, 目標とされた個々の治療が今日では可能かもしれない。適切な疾病分類学は有効な患者ケアのために特に重要である.神経化学的-構造的 ("functional") および構造的("organic")病因の二分法は捨てるべき; 多くの患者は両方を持つ. 精神生物学も生物学である。患者を責めるような用語は捨てるべきである。治療のためには、サブグループの認識と個人/患者中心のケアを含む薬物治療と非薬物治療が重要.
Curr Rheumatol Rev. 2015;11(2):70-85.
Editorial Review: An Update on Central Sensitivity Syndromes and the Issues of Nosology and Psychobiology.
Yunus MB1.
1Department of Medicine, UICOMP, One Illini Drive, Peoria, IL 61605, USA. yunus@uic.edu.

by fibromyalgia11 | 2015-07-07 20:41 | 中枢性過敏症候群
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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