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韓国での地域住民の(慢性)広範痛症の有病率

韓国。田舎と都会の地域で5,037人を調べた。参加者は大部分の日で痛み、aching、又はこわばりが関節にあるかどうかを尋ねられた。Widespread painは腰より上、腰より下、左右の半身、the axial regionの痛みと定義。widespread painの有病率は12% (女性16.2%、男性5.5%). 女性に多く、両性とも年齢と共に増加。多変量解析後、年齢、女性、手か膝の関節炎がwidespread painに有意に関連。交絡因子で補正すると、精神的な健康を除外するとSF-12の全ての項目はwidespread pain群では悪影響であった。

J Korean Med Sci. 2012 Jan;27(1):16-21. Epub 2011 Dec 19.
Prevalence of widespread pain and its influence on quality of life: population study in Korea.
Cho NH, Kim I, Lim SH, Kim HA.
Department in Preventive Medicine, Ajou University School of Medicine, Suwon, Korea.

by fibromyalgia11 | 2012-01-07 10:45 | FMの疫学

線維筋痛症における痛みネットワークの機能的結合

方法: FM患者(n = 9)と健常人(n = 11)で15の脳の部位から抽出した低周波血液酸素レベルに依存した変動間の部分的な関連を計算することにより機能的結合を調べた。結果: FM患者は健常人よりも痛みのネットワーク内の正のおよび負の関連が強かった。FM患者は前帯状皮質anterior cingulate cortex (ACC)と島(INS)や大脳基底核の機能的結合(p値は 0.01 と0.05の間), 二次体性感覚野と尾状核caudate (CAU) の機能的結合(p = .012),一次運動野と補足運動野の機能的結合(p = .007),淡蒼球とへんとう(体)および上側頭溝の機能的結合 (両方のp 値< .05), および内側前頭前皮質と後帯状皮質 (PCC) およびCAUの機能的結合(両方のp 値< .05)は強かった。 Functional connectivity of the ACCとへんとう(体)および中脳中心灰白質periaqueductal gray (PAG) matter (p値は0.001と0.05の間)の機能的結合, 視床とINS やPAG (both p values < .01) の機能的結合, INSと被殻 (p = .038) の機能的結合, PAG とCAU (p = .038) の機能的結合, 二次体性感覚野と運動皮質およびPCC (両方のp 値< .05) の機能的結合, およびPCCと上側頭溝(p = .002) の機能的結合はFM患者では減少していた。さらに,抑うつと、PAGと視床 (r = -0.64, p = .003) およびACC (r = -0.60, p = .004)との結合の強さの間には有意な負の相関があった。まとめ:この所見はFM患者は安静時に痛みネットワーク内の結合のかなりの不均衡があることを示しており、 それは慢性痛では、内部で発生した思考過程で例えば安静時に脳活動の変化をきたしていることを示唆している。
Psychosom Med. 2011 Dec 30. [Epub ahead of print]
Disrupted Functional Connectivity of the Pain Network in Fibromyalgia.
Cifre I, Sitges C, Fraiman D, Muñoz MA, Balenzuela P, González-Roldán A, Martínez-Jauand M, Birbaumer N, Chialvo DR, Montoya P.
Research Institute on Health Sciences (I.C., C.S., M.Á.M., A.G.-R., M.M.-J., P.M.), University of Balearic Islands, Palma, Spain; Consejo Nacional deInvestigaciones Científicas y Tecnológicas (D.F., P.B., D.R.C.); Departamento de Ciencias (D.F.), Universidad de San Andres; Departamento de Física (P.B.), Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, Argentina; Institute of Medical Psychology and Behavioral Neurobiology (N.B.), University of Tübingen, Tübingen, Germany; Ospedale San Camillo (N.B.), Instituto di Ricovero e Cura a Carattere Scientifico, Venezia, Italy; and Department of Physiology (D.R.C.), David Geffen School of Medicine, University of California, Los Angeles, California.

by fibromyalgia11 | 2012-01-05 00:10 | FMの検査

私と線維筋痛症との出会い

 私が線維筋痛症(FM)とであったのは2003年の春頃です。当時私はアメリカの国立衛生研究所(NIH)で複合性局所疼痛症候群(CRPS)の臨床研究に従事していました。その際、CRPSの患者さんが偶然にFMを合併していました。「Fibromyalgia?」何それという感じでした。初めてFMという病名を見聞きした際、それを受け入れる医師、重要であると思わず無視する医師、拒絶する医師に分かれます。後二者はよく似ています。私は1日で受け入れました。受け入れたというより多くの謎が解けました。CRPSという病名をはじめて知った時よりも衝撃を受けました。自分の不勉強を恥じました。日本に帰ったらFMも専門にしようと決めました。
 私はFMを1日で受け入れました。インターネットを用いて日本語のサイト、英語のサイトを調べいかなる疾患であるかを知りました。PubMedという英語論文を調べる無料サイトにFibromyalgiaを入れると膨大な論文が掲載されている(つまり世界の常識である)ことを知りました。
 私がFMを1日で受け入れた理由は以下の通りです。
1:私はCRPSを専門にしていました。実はFMはCRPSと類似した疾患なのです。CRPS患者さんの中には当初あった腫れ、発赤、局所発熱が全くなくなり痛みだけが残る患者さんがいることを知っていました。当然ですがFM患者さんもFMとは知らずに診療していました。他覚所見のないCRPSの痛みが全身に広がった状態と仮定して治療していました。仮病扱いをしたり、「異常がない(から再度受診しても意味がない)」とは言いませんでしたが、適切な治療はできていなかったと思います。CRPSを専門にしていたことが幸いしました。
2:PubMedという英語論文を調べる無料サイトにFibromyalgiaを入れると膨大な論文が掲載されている(つまり世界の常識である)ことを知りました。
3:FMの原因の一つに下行性疼痛抑制系の機能低下という説があります。ノイロトロピンという日本製の痛み止めがあります。ノイロトロピンの鎮痛効果は下行性疼痛抑制系の活性化と推測されています。実はノイロトロピンは「訳のわからない痛みに有効」と言われています。「訳のわからない痛み」とは線維筋痛症であったと気がついたのです。私はCRPSの動物モデルにノイロトロピンを注射すると鎮痛効果があるという研究をしたため、ノイロトロピンに少し詳しかったのです。
4:アメリカではFMは常識です。医師、看護師は当然知っています。後日掃除をしている人にFMという病気を知っていますかと尋ねると。「知っています。痛い病気です。」とごく普通に知っていました。テレビや新聞に病院の宣伝としてFMがごく普通に出ているため、当然といえば当然です。

 PubMedを使えば世界の常識であることはたちどころにわかるはずなのです。しかし、人間は自分の信じる理論に不都合な事実は無視するか、難癖をつけて質の低いこととみなしたがります。

 日本人医師には文盲はいないと信じています。一度はFMという病名を見聞きしていると信じています。しかし、多くの場合、重要と思わず無視するか、受け入れを拒絶します。
 私は18年も伊達に医師をしていたために、世界の常識であるFMを知りませんでした。非常に恥ずかしいことでした。しかし、FMを重要であると思わず無視したり、拒絶はせず、すぐに受け入れました。私の経歴がFMを受け入れるのに有利であったのです。しかし、アメリカで「FMなどという病気はあるはずがない。」と言おうものなら、「あいつは知識もなければ、新しい知識を学ぶ能力もない。たとえ知識がなくても新しい知識を学ぶ能力さえあれば時間がたてば熟す未熟者である。しかし、知識がない上に新しい知識を学ぶ能力もないから死ぬまで熟さない不熟者である。」と見なされてしまったでしょう。
 日本で線維筋痛症を認めない医師に「FMは世界の常識です。」と言っても自分の身の回りの情報を優先してしまいます。人間は自分の信じる理論に不都合な事実は無視するか、難癖をつけて質の低いこととみなしたがるため、やむをえないのかもしれません。

by fibromyalgia11 | 2012-01-04 00:58 | FMの雑感
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


by fibromyalgia11
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