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大きな手術における手術前後のリリカの使用は、急性術後痛の低下をもたらさない:系統的総説


大きな手術において、術後痛を減らすために、手術前後のプレガバリン使用は有効か。77の無作為対照研究を含む21の系統的総説を同定。大きな手術における手術前後のpregabalinの使用は、急性術後痛において臨床的に重要な低下を恐らくもたらさないことを我々は結論。それは、吐き気、術後嘔吐およびオピオイドの必要量を減らすかもしれないが、鎮静を増加させる。

Medwave. 2017 Dec27;17(9):e7115. doi: 10.5867/medwave.2017.09.7115.

Is perioperative pregabalineffective for reducing postoperative pain in major surgery?

[Article in English, Spanish; Abstractavailable in Spanish from the publisher]

CanihuanteJ1, Molina I1, AltermattF2.

1

Facultad deMedicina, Pontificia Universidad Católica de Chile, Santiago, Chile; ProyectoEpistemonikos, Santiago, Chile.

2

ProyectoEpistemonikos, Santiago, Chile; Departamento de Anestesiología, Facultad deMedicina, Pontificia Universidad Católica de Chile, Santiago, Chile. Email:fernando.altermatt@gmail.com. Address: Centro Evidencia Uc, PontificiaUniversidad Católica de Chile, Centro de Innovación UC Anacleto Angelini, Avda.Vicuña Mackenna 4860, Macul, Santiago, Chile.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-31 17:32 | その他

カナダのリウマチ医の線維筋痛症に対する姿勢

方法:カナダ人のリウマチ医に17-項目の横断疫学調査を行い、反応者の対処の実務とFMの診断対処のためのthe 2012Canadian Guidelinesの一致を調べた。結果:調査を試みた 331人のカナダ人のリウマチ医の中で、 140人が調査に回答し、42%の回答率。大分の者は、FMは有用な臨床的な診断であると感じていたが (110/138[80%])FMは客観的に定義されている(75/138 [54%])又は精神社会的な状態(42/138 [30%]) 又は機能していない (37/138 [27%])に分けられた. ガイドラインの推奨に反して, 大部分の者(82/134[61%]) は、圧痛点は診断に有用であることを支持. 半数はFM患者の診療を拒否するかもしれないと回答し, 42%のみが(59/139) この症候群に有効な治療があると回答. ガイドラインに一致して、大部分の回答者はFMを教育、訓練治療、抗うつ薬および, 非麻薬性の鎮痛薬で対処(全て≥89%l);しかし,半数以下しか、これらの治療は有効であることに同意 (9%から47%が同意).2012 ガイドラインの評価によると、多くの重要の制限がある。

J ClinRheumatol. 2017 Dec 27. doi:10.1097/RHU.0000000000000679. [Epub ahead of print]

Attitudes Toward and Management of Fibromyalgia: A National Survey of CanadianRheumatologists and Critical Appraisal of Guidelines.

Agarwal A, Oparin Y, Glick L, FitzcharlesMA,Adachi JD, Cooper MD, Gallo L, Wong L, Busse JW.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-31 17:24 | FMの治療総論

女性むずむず脚症候群患者は心血管疾患による死亡率が高い

方法:現在の研究はベースラインで癌、腎不全および心血管疾患(cardiovasculardiseaseCVD)のない the Nurses' Health Study からの57,417 人の女性を含んだ(平均年齢67) (2002). 主要な結果は全死亡率とCVD死亡率. コックス比例ハザードモデルを用いて、年齢、重篤な慢性疾患、およびその他の可能性のある交絡因子で補正して、RLSの状態に基づいた全原因の死亡率と CVD-特異的な死亡率のハザード比(HRs)および 95%信頼区間(CIs)を計算した.結果:10年間の経過観察で6,448人の死亡。医師の診断したRLSと全死亡率の高い危険性の間には有意な関連はなかった (adjusted HR 1.15, 95%CI 0.98-1.34). 原因特異的な死亡率を調べると, 可能性のある交絡因子で補正した後にはRLSRLSでない者に比べると CVDの死亡率の危険性が有意に高い (adjustedHR 1.43, 95% CI 1.02-2.00).長期間のRLSの診断はCVD の死亡率が高いことと有意に関連(p for trend = 0.04). RLSに多い合併症患者を除外すると、RLSと全死亡率 (adjusted HR 1.43, 95% CI 1.03-1.97) およびCVD 死亡率(adjustedHR 2.27, 95% CI 1.21-4.28)の関連を強めた.しかし, RLSと癌やその他の原因による死亡率の間には有意な関連はなかった。まとめ: RLS女性はCVDの死亡率が高く,RLSに一般的な並存症では十分に説明できないかも.

Neurology. 2017 Dec15. pii: 10.1212/WNL.0000000000004814. doi: 10.1212/WNL.0000000000004814. [Epubahead of print]

Prospective study of restlesslegs syndrome and total and cardiovascular mortality among women.

Li Y1, Li Y1, WinkelmanJW1, WaltersAS1, Han J1, Hu FB1, Gao X2.

1

From theDepartment of Nutritional Science (Yinge Li, X.G.), Pennsylvania StateUniversity, University Park; Department of Nutrition (Yanping Li, F.B.H.),Harvard School of Public Health; Department of Neurology (J.W.W.),Massachusetts General Hospital and Harvard Medical School, Boston; Departmentof Neurology (A.S.W.), Sleep Division, Vanderbilt University Medical Center,Nashville, TN; Department of Epidemiology (J.H.), Richard M. Fairbanks Schoolof Public Health, Indiana University, Indianapolis; and Channing Division ofNetwork Medicine (J.H., F.B.H.), Department of Medicine, Brigham and Women'sHospital and Harvard Medical School, Boston, MA.

2

From theDepartment of Nutritional Science (Yinge Li, X.G.), Pennsylvania StateUniversity, University Park; Department of Nutrition (Yanping Li, F.B.H.),Harvard School of Public Health; Department of Neurology (J.W.W.),Massachusetts General Hospital and Harvard Medical School, Boston; Departmentof Neurology (A.S.W.), Sleep Division, Vanderbilt University Medical Center,Nashville, TN; Department of Epidemiology (J.H.), Richard M. Fairbanks Schoolof Public Health, Indiana University, Indianapolis; and Channing Division ofNetwork Medicine (J.H., F.B.H.), Department of Medicine, Brigham and Women'sHospital and Harvard Medical School, Boston, MA. xxg14@psu.edu.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-24 00:26 | むずむず脚症候群

プロトンポンプ阻害薬はClostridium difficile 感染症を増加させる:100万人以上の患者での多施設、後ろ向きコホート研究


150
USの病院の100万人以上の患者での多施設、後ろ向きコホート研究によると、第三および第四世代のcephalosporins,carbapenems, およびpiperacillin/tazobactamと同様に、PPIは病院発症のClostridiumdifficile 感染症を持つ患者のオッズを増加させた。これらの所見は、 酸抑制治療および高い危険性のある抗生物質の適切な使用を支持する。

Clin Infect Dis. 2017Dec 20. doi: 10.1093/cid/cix1112. [Epub ahead of print]

Evaluating the riskfactors for hospital-onset Clostridium difficile infections in a largehealthcare system.

Watson T1,Hickok J1,Fraker S1,Korwek K1,Poland RE1,Septimus E1.

1

HospitalCorporation of America (HCA).



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by fibromyalgia11 | 2017-12-24 00:18 | その他

薬物治療により死亡の危険性がごくわずかに増える

 国はこの薬は特定の疾患にしか使用してはならないと定めている。しかし、その薬を別の疾患に使用する場合がある。これを適用外処方(目的外処方)という。厳密に言えばほとんどすべての医師は適用外処方をしている。例えば、NSAIDという鎮痛薬(通常の鎮痛薬であり、ロキソニン、ボルタレンなどが含まれる)を使用すると胃潰瘍の副作用が怖いため、抗潰瘍薬を併用する、しかし抗潰瘍薬は潰瘍がすでにある場合には使用できるが、NSAIDによる胃潰瘍予防には使用できない。そのため医師は「胃潰瘍」という病名をでっちあげて抗潰瘍薬を使用する。これは厳密には適用外処方である。この点ではほとんどの医師は適用外処方をしている。しかし、ほとんどの医師が行っているため黙認されている。

慢性痛における適用外処方は言い逃れができない。てんかん、慢性の咳などに使用される薬を鎮痛薬として使用する場合がる。カルテを監査されると言い逃れができない。
 線維筋痛症の薬物治療の治療成績向上のためには適用外処方が必須である。ここで問題が生じる。適用外処方で重篤な副作用(眠気により生じた転倒による外傷を含む)が起きた場合には、大問題になる。患者は医師を加害者とみなしあらゆる手段をとる場合がある。適用外処方ではないが患者とトラブルになり、患者から様々な攻撃を受け、少なくないお金を支払った医師を私は知っている。大野病院事件では、産科手術で患者が死亡し、医師が逮捕され、数年間医師は医療行為をできなかった(無罪が確定し、医師として復帰した)。適用外処方を行ってはならない建て前になっているため、それを行い問題が起これば、その医療行為は間違いなく非難され、裁判になれば医師は間違いなく敗訴する。場合によっては逮捕される可能性すらある。私自身、あまりにも理不尽な患者に「出るところに出てもよい」という非難を数年に1回は受けている。患者の治療成績向上のために行った適用外処方を医師の過失として紛争が起こることは避けなければならない。自分の身を守るため、線維筋痛症の治療を継続するため(他の患者の治療の場を確保するため)。

 副作用は一定の割合で必ず起こる。患者は医師を選べるが、医師は患者を選べない。しかし、紛争を避けなければならない。私がしていること、それは不都合な事実の説明である。「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明である。線維筋痛症に限らず、ほとんどすべて、もしかするとすべての薬を飲むと死亡する危険性がごくわずかに増えてしまう。例えば、テレビの宣伝で有名な風邪薬でも数年で1人は死亡が起きている。余談になるが1人の周辺にはその何倍もの失明者、そして失明者1人の周辺には失明はしないが失業してしまう視力障害者がいる。ごくわずかに死亡する危険性を受け入れられないと、ほとんどすべての薬を飲むことができなくなる。それは医療の恩恵を受けることができないことを意味する。「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」を受け入れられない人が少なくない。驚くべきことに「死亡する危険性がごくわずかに増える薬」をすでに飲みながら、「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明を受け入れられない人がいる。さらに言えば「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明を受け入れられない人は自動車に乗ってはならないと私は考えている。自動車に乗ると交通事故で死亡する危険性が増すからである。私は通勤に自動車を使用している。死亡する危険性が増えることを承知で自動車を運転している。仕事に行くためには、交通事故死する危険性が少し増えてもやむを得ないと私は考えている。

 驚くべきことに、「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明を受け入れられない人が少なくない。この説明を行い始めてからは、患者とのトラブルが激減した。人間が1000人いれば一定の割合で、理解不能の行動、解釈をする人がいる。その人たちは「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明を受け入れられないのであろうと私は考えている。もちろん多くの人はそれ以外の理由で「薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明を受け入れられないのであろうと私は考えている。 
 「死亡する危険性がごくわずかではあるが増える」薬をすでに飲んでいるにもかかわらず、「死亡する危険性がごくわずかではあるが増える」鎮痛薬を飲みたくない理由は何であろうか。私には理解できない。私の理解不能な判断をする人が少なくない。

 薬物治療をすると、死亡する危険性がごくわずかに増える」という説明をすることにより治療する患者は確実に減った。意図したわけではないが、患者が減ることにより、1人当たりに費やす時間を増やすことが可能になった。

とある医師から戸田から「死ぬかもしれない」という説明を受けたと言われた。私はここ10年間は「死亡する危険性がごくわずかではあるが増える」という説明をしている。その患者さんは「死亡する危険性がごくわずかではあるが増える」を自分の頭の中で「死ぬかもしれない」に変換したと推定している。間違いではないがかなり意味する内容が違うように感じる。

鍼にも死亡例がある。
 2000年以降世界で報告された全疼痛に対する鍼に関する総説では、鍼が疼痛を軽減する効果を裏付ける有力な証拠はほとんどない。死亡例もある
 Ernst E, Lee MS, Choi TY: Acupuncture: Does italleviate pain and are there serious risks? A review of reviews. Pain. 152(4).755-764, 2011.
日本における死亡の1例報告
http://acupuncture.jp/dspace/bitstream/10592/17369/1/0886.pdf

 飛行機に乗っても死亡例があります。自動車に乗っても死亡例があります。JRに乗っても死亡例があります。

ほとんどすべて、もしかするとすべての薬を飲むと、死亡する危険性がごくわずかに増える、自動車に乗ると死亡する危険性がごくわずかに死増える。しかし
新規に飲む薬で当たり前のこと(死亡する危険性がごくわずかに増える)を言われると、危険性を感じて治療を希望しない。それは人間の不合理性が原因と私は推定している。今まで飲み続けていた薬を飲んでも現在までは死亡しなかった。自動車に乗っていても死亡しなかった。その危険性を指摘されても、今までの経験が、事実(ほとんどすべて、もしかするとすべての薬を飲むと、死亡する危険性がごくわずかに増える)よりも優先される。新たな薬も、今までの薬の危険性と差がないと指摘されても、今まで事故がなかったことが優先される。論理的思考ができる人は新たな薬も、今までの薬の危険性と差がないことに気が付くが、それができない人は今までの薬は安全であり、新たな薬は危険とみなすのであろうと私は考えている。これは正常性バイアスと同じであろうと私は考えている。平穏な場所に煙が充満しても、「この煙は火事が原因ではないはずだ。今まで通り安全なはずだ。」という判断のため避難が遅れてしまう。特に周辺の人がじっとしていると避難が遅れがちになる。論理的思考ができる人とそれができない人の差であろうと私は考えている。厳密に言うとこれは正常性バイアスとは異なるが、安全であると誤解していた今まで内服している薬、自動車の危険性を指摘され、新規の薬の危険性を説明されても、今まで内服している薬、自動車は安全であり、新規の薬のみが危険であると判断してしまう人間の性質が理解不能の判断(新規の薬のみを危険と判断してしまう)の原因と私は推測している。これに関しては論理的判断をしてくださいと願うしかない。



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by fibromyalgia11 | 2017-12-23 13:36 | FMの雑感

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の発癌性:前向きコホート研究のメタ解析

BZD使用と癌の危険性の前向きコホート研究の用量反応メタ解析。20177月までの22の出版をメタ解析。我々の結果によるとBZD使用と癌の危険性には有意な関連がある(RR:1.25; 95% CI,1.15-1.36).サブグループ解析によると、BZD使用は乳癌 (RR:1.15; 95% CI, 1.05-1.26), 卵巣癌(RR:1.17; 95% CI, 1.09-1.25), 大腸癌(RR:1.07; 95% CI, 1.02-1.13), 腎癌(RR:1.31; 95% CI, 1.15-1.49), 悪性黒色腫(RR:1.10; 95% CI, 1.03-1.17), 脳腫瘍(RR:2.06; 95% CI, 1.76-2.43), 食道癌(RR:1.55; 95% CI, 1.30-1.85),前立腺癌(RR:1.26; 95% CI, 1.16-1.37), 肝臓癌(RR:1.22; 95% CI, 1.13-1.31), 胃癌 (RR:1.17; 95% CI, 1.03-1.32), 膵癌(RR:1.39; 95% CI, 1.17-1.64)および肺癌(RR:1.20; 95% CI, 1.12-1.28)の危険性を有意に高める. さらにBZD使用と癌の危険性の間には有意な用量反応の関係がある (likelihood ratio test, P < 0.001). 我々の結果によると、BZD使用の500mg/年ごと,最初の使用から5年ごと, 3回の処方ごと、および漸増使用期間3年ごとに癌の危険性は各々17%, 4%, 16% および5%増加。

Oncotarget. 2017 Oct19;8(60):102381-102391. doi: 10.18632/oncotarget.22057. eCollection 2017 Nov24.

Benzodiazepine drug useand cancer risk: a dose-response meta analysis of prospective cohort studies.

Zhang T#1, Yang X#2, Zhou J3, Liu P4, Wang H1, Li A1, Zhou Y1.

1

Departmentof Neurosurgery, Taihe Hospital, Hubei University of Medicine, Shiyan, Hubei,442000, China.

2

Departmentof Clinical Laboratory, Taihe Hospital, Hubei University of Medicine, Shiyan,Hubei, 442000, China.

3

Departmentof Rehabilitation Medicine, Taihe Hospital, Hubei University of Medicine,Shiyan, Hubei, 442000, China.

4

Departmentof Dermatology, Taihe Hospital, Hubei University of Medicine, Shiyan, Hubei,442000, China.

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Contributedequally



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by fibromyalgia11 | 2017-12-21 12:41 | 抗不安薬の常用量依存

PPIと心血管イベントの系統的総説

PPIと心血管イベントの系統的総説。19901月から201610月までの英語で書かれたすべてのタイプの論文の系統的総説。結果:37の研究を考慮し、そのうち5つは直接、PPI使用の死亡率and/or心血管合併症への影響を直接比較(死亡率datasets内の22,427人の患者,および合併症datasets内の354,446人の患者を含む).PPIsを摂取する患者では,全ての原因の死亡率(OR1.68 [95% CI 1.53-1.84], p<0.001)および重篤な心血管イベントの割合 (OR1.54 [95% CI 1.11-2.13], p=0.01)が有意に高い.

Heart Lung Circ.2017 Nov 20. pii: S1443-9506(17)31467-1. doi: 10.1016/j.hlc.2017.10.020. [Epubahead of print]

Proton Pump Inhibitors and Cardiovascular Events: ASystematic Review.

Shiraev TP1,Bullen A2.

1

Departmentof Vascular Surgery, St George Hospital, Kogarah, NSW, Australia. Electronicaddress: timothy.shiraev1@my.nd.edu.au.

2

Departmentof Vascular Surgery, St George Hospital, Kogarah, NSW, Australia.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-17 11:34 | その他

関節リウマチにおける神経障害性疼痛

方法: The painDETECT questionnaire (PD-Q) 300人の RA 患者(79人の男性, 221人の女性)が完了. 結果:19人の患者 (3.0%) は多分神経障害性疼痛(NeP)と分類され, 33 (11.0%)NePの可能性ありと分類され, 258 (86.0%)NePの可能性が低いと分類.糖尿病、脊椎疾患、神経学的疾患、及び帯状疱疹感染症(NePと関連する状態)患者を除外すると, 5 人の患者(1.7%)は多分NeP, そして23 (7.7%)NePの可能性があり、いかなる原因となる状態はない.さらに,多分NePNePの可能性がある、NePの可能性が低い患者の間ではこれらの疾患の割合には著しい差はなかった.多分NePおよびNePの可能性のある患者 (n=42) NePの可能性が低い患者 (n=258)を比較すると,BMI,赤沈, CRPレベル, 痛みのVASに基づいたDAS-28 , およびPD-Q点数は、多分NePおよびNePの可能性のある患者の方がNePの可能性が低い患者よりも有意に高かった。多変量解析によると、BMI ≥22 および臨床的寛解でないことがNePと関連. {Ito, 2017 #8602}

Intern Med. 2017 Dec 8.doi: 10.2169/internalmedicine.9235-17. [Epub ahead of print]

An Analysis of the NeuropathicPain Components in Rheumatoid Arthritis Patients.

Ito S1, KobayashiD1,2, MurasawaA1, Narita I2, NakazonoK1.

1

Departmentof Rheumatology, Niigata Rheumatic Center, Japan.

2

Division ofClinical Nephrology and Rheumatology, Niigata University Graduate School ofMedical and Dental Sciences, Japan.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-17 11:32 | 神経障害性疼痛

妊婦に対するアセトアミノフェン投与は子供の肛門性器間距離を短くする(不妊の危険性が増加)



研究デザイン、大きさ、期間
:2001年から2009年まで1つのUK産科病棟で妊娠12週で集めた妊娠女性を集めた前向きコホート研究(CambridgeBaby Growth Study),そして幼児の24か月まで経過観察.集めた2229人の女性のうち,1640人は出産後まで研究を続け、そのうち676人は男性を出産し、薬物消費アンケートを完了。参加者、方法:妊娠中母親の自己報告の薬消費と周産期の投薬はアンケートで調べた.幼児肛門性器間距離(anogenitaldistanceAGD) (2006年前半から計測), 陰茎の長さおよび睾丸下降は生後0, 3, 12, 1824か月で評価し年齢特異的なZ scoresを計算. 3つの妊娠期間 (<8, 8-14週、および >14)paracetamol摂取とこれらの結果の関連をlinear mixedモデルで調べた. 681人の男性幼児のうち225(33%)が妊娠中にparacetamolに暴露され、そのうち68人が8-14週での暴露であった. AGDの計測は434人の男性幼児で可能であった。主要な結果: 他の期間は関連はないが、妊娠814週でのParacetamol暴露は出生から生後24か月までの短い肛門性器間距離(anogenitaldistanceAGD) と関連(by 0.27 SD,95% CI 0.06-0.48, P = 0.014). この現象は体の大きさとは独立。Paracetamol暴露は陰茎の長さや睾丸下降とは関連せず。本研究の問題:その他の薬や内分泌かく乱物質による交絡因子は考慮できなかった。コホートはUKの妊娠女性を完全には代表できなかった, 特に母親の民族や喫煙状態の点では。記憶間違いによる paracetamol暴露の分類の間違いが起きたかも。まとめ:妊娠814週での子宮内のparacetamol暴露 は生後24か月での短い肛門性器間距離(anogenitaldistanceAGD)と関連。

Fisher BG, Thankamony A, Hughes IA, Ong KK, DungerDB, Acerini CL: Prenatal paracetamol exposure is associated with shorteranogenital distance in male infants. Hum Reprod. 31(11). 2642-2650, 2016.

以下は男にとって気になるその距離とは?から引用

http://blog.livedoor.jp/science_q/archives/1482846.html

世の男性の抱える悩みの第1位 は薄毛かもしれませんが、その次くらいに来るのが自分の「種」に関する心配ではないでしょうか。果たして自分の「種」は正常なのだろうか?調べるのは簡単です。ちょっと病院に行って、顕微鏡で見てもらえばすぐに分かります。でも結果を知るのが怖くて、なかなか行けない人がほとんどでしょう。世の男性諸君は 意外に臆病なのです。でも、病院になんか行かなくても、私物の顕微鏡を持つような理系オタクでなくても、物差しさえあれば即座にそうかどうかがわかる方法が発見されたのです。

511日付で『PLoS ONE』に掲載された論文(購読無料)によれば、その鍵を握るのが「袋」と「穴」の距離なのだそうです。専門的には、肛門性器間距離(AGD:陰嚢の後方境界と肛門縁の間の距離)、簡単に言えばキンタマの付け根から肛門までの距離が短い人ほど、精子に異常をもつ率が高くなるというのです。

今回の論文を発表した米・ベイラー医科大学のMichaelEisenberg氏らは、97人の不妊男性と75人の正常男性のAGDを比較したところ、前者の平均値±標準偏差が31.8±11.3ミリメートルだったのに対し、後者の平均値±標準偏差は44.6±14.1ミリメートルでした。この差が不妊と関係なく、偶然に起こりうる確率(P値)は100分の1以下と、統計学的にも有意な差とのことです。そして、人種の差やその他、身長、体重、ホルモン量などの生理学的差を補正しても、AGDは、男性の不妊性と有意に相関したのです。

さらに、AGDは、精子濃度及び総運動精子数とも有意に相関したといいます。AGD1センチメートル長くなると、精子濃度は1ミリリットル当たり430万個、総運動精子数は600万個増えたのです。これら生殖能力の高さを示す値が、AGDと相関する理由は、不妊の原因となる何らかの化学物質への暴露が、胎児期の生殖器形成不全をも引き起こすからだといいます。Eisenberg氏らは、今後より多くの測定を行い、この方法の精度や再現性を評価しなくてはならないとしながらも、これほど簡単な方法で男性の生殖能力を判定できるのは画期的だとコメントしています。

g001では、お話はこのくらいにして、早速実際に測ってみましょう。用意するものは、物差しと紐と・・・ほんの少しの勇気だけです!肛門性器間距離(AGD) の正確な定義は、左図のようになります。どうしても正確を期したい方は、鏡などを用いながら、それには及ばないという方は、触診により、左図を参考に、正確に紐をあてがってください。そしたら、後はその位置を紐にマークするもよし、その位置にあてがった手をずらさないように紐を移動させるだけでもよし、最 終的に物差しでその長さを測るだけです。

どうでした?不妊男性の平均値である31.8ミ リメートルというは、かなり短い距離だと実感できたのではないですか?でも標準偏差の分を入れるとちょっと・・・と思った方、心配は無用です。標準偏差というのは、今回の観察データにみられたバラツキのことで、そこから算出された平均値自体の信頼性を問う値(標準誤差)ではないからです。標準誤差は標準偏 差をサンプル数(今回の場合は被験者数)の平方根で割ることで求められます。通常、95%信頼区間は、おおよそ平均±2×標準誤差、99%信頼区間は、おおよそ平均±3×標準誤差といわれているので、もしあなたのAGDの測定値が28.431.8-3x(11.3/97))ミリメートルから35.231.8+3x(11.3/97))ミリメートルだった場合、99%の確率で不妊グループの仲間入りということになります。どうですか?恐らくほとんどの方は、35.2ミリメートル以上はあったのではないでしょうか?ちなみに、99%正常男性と言われるためのAGDは、39.744.6-3x(14.1/75))ミリメートルから49.544.6+3x(14.1/75))ミリメートルの範囲です。従って、39.7ミリメートル以上あれば、一安心ということになります。

原著はEisenberg ML, Hsieh MH, Walters RC, Krasnow R, Lipshultz LI. Therelationshipbetween anogenital distance, fatherhood, and fertility in adultmen. PLOS ONE2011;6:e18973.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-14 19:06 | アセトアミノフェン、NSAID

カンナビジオール

カンナビジオール(Cannabidiol略称CBD

大麻草(麻)に含まれる、少なくとも113あるカンナビノイドのひとつ[6][7]。主なフィトカンナビノイドで、大麻草の抽出物の計40%までの割合を占めることもある。

CBDは広く医療への応用の可能性があるとみなされている―臨床報告によると、副作用が少なく、特に向精神作用(一般に∆9-THCにみられる作用)がない事、精神運動学習や心理的な機能に影響がない事などがその理由である。

薬物規制に関する国際条約による規制はない。日本では医薬品としての扱いではなく、主にこれを含有するオイルの形で健康食品として流通している。規制物質となるかは麻の抽出部位で決まり、流通しているものは成熟した大麻草の茎と種から抽出されている。

日本ではCBDは、規制対象物質には含まれていない。大麻取締法の第1条は、葉と花穂、その製品を規制しており、種子と茎、その製品を除外している。

現在、CBDを含む製品は医薬品ではないので、健康食品として扱われている。

以上ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB#

 
最近、大麻あるいは
CBDを痛みの治療、特に線維筋痛症などの慢性痛の治療に使用しようとする動きが一部にある。大麻使用は日本においては犯罪でありここでは議論しない。

 CBDcannabinoidは全く同一ではないことを断っておく。Cannabinoidの報告は多数出ているためcannabinoidについて述べる。Cannabinoidは有効と言う論文があるが、系統的総説は鎮痛効果はわずかにあるようである。一方、間違いなく副作用が多い薬である。死亡例もある。


以下にいくつかの論文を示す。

医学文献や中毒センターのデータにおける、"Spice","K2"などの合成物質カンノビノイド(SyntheticcannabinoidsSCs)に関連した副作用の系統的総説。結果:256の報告のうち,37のカンファレンスの抄録を含む106の的確な研究を同定し、4000例で少なくとも26人が死亡. 主要な合併症には、心血管イベント (心筋梗塞, 虚血性脳梗塞および塞栓), 急性腎障害(acutekidney injury (AKI), 全身性強直間代発作, 精神科presentations (first episode精神病, paranoia, 自傷/自殺念慮を含む) および妊娠悪阻を含む。しかし、大部分の事象は深刻ではなく, 典型的には8時間未満の滞在を伴う症状ケアを必要とする頻脈(≈37-77%),興奮(≈16-41%) および吐き気(≈13-94%)のある若い男性。[1]

Cannabinoidsの慢性神経障害性疼痛への効果、耐用性、安全性:無作為振り分け対照研究の系統的総説。Cannabinoidsは効果の点では偽薬よりわずかに優れており、耐用性の点では劣っていた. [2]

系統的総説。cannabinoidsには免疫抑制の作用あり。[3]

Cannabinoidsを考慮する前に、線維筋痛症などの慢性痛に有効な薬をまずは使用すべきである。私は優先使用する薬11種類http://p.booklog.jp/book/74033(現在ではイフェクサーを追加して12種類)を決めている。さらに弱い麻薬として日本ではトラマール、トラムセット、ワントラムを使用可能。その他にも有効な鎮痛薬は多数ある。それらすべてを使用する前にCannabinoidsCBDを使用することは間違っていると私は考える。日本の健康食品としてのCBDがどの程度の内容であるのかが全く分からないため、それに関しては何とも言えない。

1. Tait RJ, Caldicott D, Mountain D, HillSL, Lenton S: A systematic review of adverse events arising from the use ofsynthetic cannabinoids and their associated treatment. Clin Toxicol (Phila). 54(1).1-13, 2016.

2. Petzke F,Enax-Krumova EK, Hauser W: [Efficacy, tolerability and safety of cannabinoidsfor chronic neuropathic pain : A systematic review of randomized controlledstudies]. Schmerz, 2016.

3. Katchan V, David P,Shoenfeld Y: Cannabinoids and autoimmune diseases: A systematic review.Autoimmun Rev, 2016.



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by fibromyalgia11 | 2017-12-12 19:34 | FMの薬物治療各論
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世界標準の線維筋痛症を専門家が説明します


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